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女性ホルモンと骨粗鬆症

最近、5,60代で、骨折する患者さんがとても増えました
転ぶこと自体も問題ですが 転んで骨を折ることも問題です

女性ホルモンの1つであるエストロゲン(卵胞ホルモン)
閉経後に骨粗鬆症に関係すると言われていますが、それはなぜでしょう

女性ホルモンには
エストロゲンプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類があり
思春期頃になると、卵巣から分泌されるようになります

エストロゲンには
・女性らしい体型の維持
・自律神経を整える効果
・骨代謝や骨密度への影響

があります

特にこの3つ目の
骨を作る細胞と壊す細胞の働きのバランスを調節するという機能がありますが
閉経後にはエストロゲンの分泌減少に伴い
骨を壊す細胞の働きが強まります

というわけで
加齢や閉経から加速度的に骨粗鬆症になる危険性を緩和するために
エストロゲンの分泌を増やす努力が大切です

エストロゲンの分泌は、食事や運動、生活習慣を見直すことで改善されますが
特にカフェインにはエストロゲン値を上昇させる効果があると言われているので
1日に400mg以下の範囲で摂取するのが良いでしょう

ただし過剰な運動はエストロゲン値を低下させることもあるので気を付けて下さい

また、普段から鍼灸治療で婦人科系の循環を良くし
加齢による影響や閉経を少しでも遅らせることも大切です

日常の生活改善を心がけ
年齢とともに減少していくエストロゲンを維持しましょう


このコラムを書いた人:東銀座整骨院・整体院・鍼灸院・マッサージ院 網代節子

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