多系統萎縮症

どんな病気?

神経系の複数の系統(小脳、大脳基底核、自律神経など)がおかされる疾患で、3つのタイプがあります

  1. 小脳失調型:小脳や脳幹が萎縮し、歩行時にふらついたり呂律がまわらなくなる
  2. 大脳基底核型:大脳基底核が主に障害され、パーキンソン病と同じような動作緩慢、歩行障害を呈する
  3. 大脳基底核型:大脳基底核が主に障害され、パーキンソン病と同じような動作緩慢、歩行障害を呈する

どのタイプも脳の細胞の中にαシヌクレインという物質がたまりGCIとよばれる構造物が出現することが判明しました

主な原因は?

殆どは非遺伝性ですが、ごく稀に家族内発症がみられ、その一部では遺伝子変異が同定されています。
現在、発症機序について封入体や遺伝要因を手がかりに研究が進められているが、まだ十分には解明されていません。
中高年に多く発症し、進行は比較的早く、症状が進んでくると3つのタイプの症状を合併するようになり、文字通り多系統の障害に至ります
多系統萎縮症

治療で期待できる効果

古代中国から伝承された方法で症状に対応する鍼灸治療を行います。頭部、腹部、背部、四肢の経穴を刺激することで脳回路を活性化させ、筋肉の緊張や痛みを軽減し、体幹の安定やバランスを改善することを目指します。また自律神経が調整されることで便秘、夜間頻尿、睡眠障害など多くの症状を改善するためQOL(生活の質)の向上にも繋がります

  • 鍼灸とリハビリを併用することで相乗効果が期待される
  • 病気進行の遅延或いは阻止の可能性
  • 脳回路の活性化
  • 筋肉の疼痛の軽減や緩和
  • 体幹の安定やバランスの改善
  • 歩行機能の維持や改善
  • 自律神経失調多彩な症状に対応
  • ストレスの解消やうつ状態の軽減
  • QOL(生活の質) の向上
  • リハビリ併用による治療効果の持続

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