神経系疾患

癲癇(てんかん)(40代女性)

sos若い頃から突然意識が失われることがあり、病院で検査を受け、癲癇(てんかん)と診断され、以来発作を抑える薬を服用した。1ヶ月の間に発作は数回起きるが、発作時間は僅か10数秒のため、意識が朦朧とするだけで大きな実害は起きなかった。しかし、癲癇(てんかん)以外に首肩こり、背中の張り、便秘、手足の冷え、生理痛、生理不順など多彩な症状があり鍼灸治療で何とかしたいとご来院。

「癲癇(てんかん)は脳神経の疾患で、人によって状況がかなり違ういます。鍼灸で癲癇(てんかん)を根治するのは難しいが、症状を緩和させることは可能です。但し、何処まで改善されるか、個人差があり、時間もかかります。癲癇(てんかん)以外に多彩な症状があるため、一緒に治療していきましょう。週1回のペースで1年間治療した結果、癲癇(てんかん)発作の時間は、ほんの1秒にまで短縮され、癲癇(てんかん)発作の頻度は、最初の数回/月から1回/月までに減り、更に5 ヶ月目になると発作が起きませんでした。治療している間に気功の八段錦をメニューとして取り入れ指導。その後太極拳24式をメニューとして取り入れ指導。この2つが習慣化したため、鍼灸治療は1回/月のペースでメンテナンスとなりました。精神状態の管理、仕事、飲食、睡眠、運動のバランスを取れるようにしましょう。(中島:鍼灸師)

多系統萎縮症(50代女性)

sos話すことが困難なほど病状が進行しているため、詳細の問診ができない状態。全く食欲がないため、まずは昔のようにおいしく食べたいとご来院。病院での診断は多系統萎縮症。症状は ①全身が捻じれる ②歩行困難(車椅子)③ 話すことが困難 ④夜間尿 3~4 回 ⑤便秘(1 回/週) ⑥左肩と左脚のふくらはぎの痛みが強い⑦食欲がない

患者様とのコミュニケーションを取り難いため、治療について簡潔に「まずは、全身の捻れや左肩と左脚のふくらはぎの痛みを改善しましょう」と説明した。初回治療後、体の捻れはなくなった。左脚のふくらはぎの痛みを取り除いた。左肩の痛みは半減した。2回目、全身捻じれがなくなった。夜間尿は 3~4 回から 2 回まで改善され、左肩と左脚のふくらはぎの痛みがなくなった。話すことはまだ困難。上腕の痛みと足背部の痛みがあり、便秘の症状も改善せず、食欲がなかなか湧いて来ない。三回目、少しずつコミュニケーションが取れるようになってきた。落ち着いて安心した様子を見てほっとした。ご自身のペースで無理なく続けてください。続けることで少しずつあらゆることが改善していきます。栄養を取るため、食事は抜かないでください。(中島:鍼灸師)

原因不明の歯の痛み(40代女性)

sos虫歯による歯の痛みで神経を抜いたが痛みが消えない。痛みはあごや頭にまで広がり、鎮痛薬も効かないため夜も眠れない。大学病院で非定型歯痛と診断され、解決しないためご来院。

鍼灸治療では2000年以上前から歯の痛みに対して治療を行っていた記録が残っています。歯の痛みは、胃腸に関連することが多いため、胃腸の問診やお腹の触診ではほとんどの方に不調が見られます。全身の調整と胃腸の調整をしていくことで歯の痛みは改善することが多いです。鍼灸治療にて全身調整と歯の治療を同時進行で行います。全身調整は根本的な改善につながるため、原因不明や慢性化した症状には欠かせません。痛みは数回のうちに減少し、3カ月頃には生活には支障をきたさない程軽減した。その後半年ほど継続していくとほぼ痛みが消失した。非定型歯痛は、根本的な原因と深く結び付いているため、根治させていくには個人差はあるものの時間が掛かります。ただし、治療中の変化や継続していく中での変化をみていると多くの痛みは改善していきます。今後は月に1度の治療で、痛みがない状態が維持できるようになれば終了です。リラックスできる方法を見つけましょう。緊張すると首肩が懲ります。これも歯の痛みを誘発させる要因となるため、注意が必要です。(内田:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

帯状疱疹後神経痛PHN(60代男性)

sos約十年前帯状疱疹を発症し、薬似て治療。その後現在に至るまで帯状疱疹後神経痛に悩まされる。あきらめかけていたが鍼灸治療が効果あると聞き来院。帯状疱疹の診断は受けているが、その後の疼痛については病院へは行っていない。

帯状疱疹は、子供のころ感染した水疱瘡のウイルスが体の中に残りストレスなどによる免疫力の低下によってウイルスが再び活性化して起こるもので、その際治療が遅れることなどで神経へのダメージを受け回復することができず起こるとされています。鍼灸治療はそのようなダメージを受けた神経に働きかけ回復させる効果が期待できます。全身の調整を行った後に傷んだ神経の走行に沿って刺鍼と施灸を行う。長年患っているので少し時間はかかるが徐々に改善されてくると思われる 。根気よく治療を継続していきましょう。入浴でよく体を温め血流を良くし、適度な運動を行いましょう。エアコンの冷たい風を患部に直接あてないようにしましょう。 (光岡:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

帯状疱疹後の疼痛PHN(30代男性)

sos3週間前にコロナウイルスに感染(二回目)、37℃台の熱と鼻水等の症状が出て、クリニックを受診し、総合感冒薬と解熱剤が処方される。三日程で解熱するも、倦怠感・耳鳴り(右側)の頻発・手足の冷えや鼻の奥に重い感じが残る。また一週間後には帯状疱疹も発症し痛みが残る。何とかしたいと思いご来院。

二度も感染し、帯状疱疹まで出るということは相当免疫が落ちていると考えられます。全身の調整及び自律神経の調整・免疫力回復を目的に鍼灸治療を施します。帯状疱疹後神経痛の箇所には施灸等の施術を週1回のペースで行う。二度目の治療で帯状疱疹後神経痛は消失し、耳鳴りも顕著に減少1か月半後には鼻の奥の重い感じも軽減している。症状自体は軽くなってきているが今後も定期的に施術を受けることによりさまざまな感染症に対しての抵抗力がつきます。正常な免疫に回復させるため、継続して治療を行っていきましょう。栄養バランスと睡眠の質を上げましょう。(光岡:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

躁鬱病の改善(20代男性)

sos心療内科にて躁鬱病と診断され、色々な薬を処方されたり、自宅近くの鍼灸治療院に通うも効果が無い為、友人の紹介にて当院の整体治療を受診。

お身体の歪みがかなり有る状態です。このままの姿勢では当然神経はもちろん、内臓も潰されて正常な働きが出来なくなってしまいます。するとホルモンの分泌も異常となり気分も優れなくなってしまいます。先ずは整体でお身体全体、特に姿勢を改善して行きましょう。1回目の治療終了後、かなり呼吸がし易くなり気分も穏やかになった。3回目の治療後、気分がかなり晴れやかになった。2週間間隔で2回の治療を行えば、かなりの気持ち的な改善が見込めるはずです。座る時に骨盤を倒さない様にして下さい。(田中:柔道整復師)

左顔面の痛み(50代男性)

sos3週間前にコロナに感染。10日後より副鼻腔炎になり、耳鼻科を受診し治療中。20日後くらいより左顔面・左上下歯肉に原因不明の痛みを感じる。鎮痛剤を服用するも効果なく来院される。

痛みの場所が三叉神経の走行部と一致しているため、何らかの原因が三叉神経に影響しているように思われます。コロナに感染して体力も低下していると思いますので、鍼灸治療により自然治癒力を高め、また、首肩から顔面の血流を良くして痛みが改善できるようにしましょう。鍼灸にて全身治療を行うとともに、顔面や手足、首肩から背部を施術する。2回目は3日後に来院してください。その後は経過を見て、今後の治療間隔を決めましょう。十分な睡眠を取るようにしましょう。首肩凝りが強いので、肩甲骨を動かしたり、首肩のストレッチを行ったりしましょう。顔面や首肩周囲を冷やさないようにしてください。(網代:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

頭痛と倦怠感(30代男性)

sos3か月前より仕事の部署移動がありストレスが増す。 1か月前より頭痛・倦怠感等の症状がではじめ、2週間程前よりさらに症状が強くなり、朝起床の際に首に強い痛みが発するようになり、枕を変えてみたりしたが効果なく、医師より自律神経失調症と言われ鍼灸治療を試してみたいと思いご来院。

仕事のストレスで自律神経のバランスを崩し、頸部や肩背部の筋肉の緊張が増し頸部の痛みを発っしている。それが血流を悪化させて諸症状を引き起こしていると考えられる。鍼灸で体全体及び自律神経の調整を行うと共に、首や肩の筋肉の緊張を緩め血流改善する施術を施す。 1度目の施術後頸部の痛みは無くなり起床時にも出なくなる。2度目で頭痛・倦怠感も感じなくなる。 症状としては治まっていますが、まだ首筋の張った感じを感じるようなのでもう暫くはあまり間をあけずに施術を繰り返しましょう。そうすることで更に首や肩の状態が改善し、自律神経のバランスも崩れにくくなります。 今後も定期的なお体のメンテナンスを行うよう来院をお勧めします。(光岡:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

頭痛(30代男性)

sos頭痛でお悩み、後頭部と側頭部に痛みが時間も部位も不規則に出てくる。仕事(デスクワーク)が忙しいと頻発しやすい。病院では痛み止めの処方だけなので、別の治療を模索してご来院。

首と頭部の緊張が強く、頭皮の遊びがまったくない。あお向けに寝ても首の緊張が取れない、睡眠中も緊張している可能性があると説明。入眠前スマホを見る、また、夜間覚醒時にもスマホを見る習慣があり、自律神経が乱れやすくなる。
緊張性頭痛と自律神経由来の両方に原因があるが、どちらにも効果がある施術を行う。頭痛のが消えたり、出たりの繰り返しが続いたが、1か月ほどでほぼ出なくなる。特に首と頭の緊張が強いが全身の緊張が取れるまで3か月以上続いた。3か月の期間で最初の1か月は週二回で指導、2か月目以降は週1回にする。入眠前1時間はスマホの電源を切りましょう。眠れない時のために腹式呼吸を指導。 (小野:柔道整復師)

陰部の痒み(60代女性)

sos2週間ほど前から陰部の痒みが始まり、陰部の表面は赤みや爛れなどのような異常はない。病院へ行ったが原因不明と言われ当院を受診。

来院動悸は陰部の痒みだったが、話を聞くと、上腹部痛、胸焼け、胃のもたれ、食欲がない、便秘、手足の冷え、ストレスを受け易い、緊張や不安、イライラして落ち着かない、パニック症、眠れない、目のかすみや疲れ、気圧の変化による偏頭痛、酷い首肩こりや痛み、腰が重くて痛い、股関節の痛み、おしっこの異常、両足に軽度の浮腫み、時々耳鳴り(両側)がある・・・など多彩な症状を伴い、今は家族同伴でないと外出できない状態になっている。陰部の痒みの原因は分からないが感染などではなさそうです。それ以外の症状をは、自律神経と関係があると思います。治療としては、まず鍼灸で陰部の痒みを押さえながら、自律神経失調の症状を治療していきます。患部ではなく、手足や頭部のツボを選んで治療します。4回の治療で、陰部の痒みと腰の痛みがなくなり、首肩こりや痛みがある。便秘と手足の冷え、精神状態も大分改善され、尿も出るようになり、独りで来院した。むくみ、耳鳴り(両側)はまだある。首こりがあり、腰は時々重い感じがする。2週間1回の鍼灸治療をお勧めします。腎臓の検査(尿蛋白、血液のクレアチニン)をお勧めします。腎臓病にならないように治療していきましょう。グーパー腕振り歩行や気功の八段錦をお勧めしました。 (中島:鍼灸師)

左顔面の痙攣(40代男性)

sos5年前より左目周囲がピクピクしはじめ、徐々に痙攣の頻度が多くなり、最近は口元の方までピクピクするようになった。人と会ったり、緊張したりしたときなどに、痙攣が強くなる。医者には眼瞼痙攣(顔面神経を血管が圧迫している)と診断され、手術を勧められたが手術は回避したいので鍼灸を試したいとご来院。

鍼灸治療で顔面神経の圧迫を取ることは難しいと思いますが、自律神経のバランスを整え、頸肩や顔面の筋肉の緊張を和らげることで、症状の軽減をはかりましょう。鍼灸にて全身治療をおこなうとともに、頸肩や顔面に施術して、筋肉の緊張を緩める。治療後、左顔面のこわばり感が軽減し、3回目来院時には痙攣の頻度に減少傾向が見られた。週1回の治療を2〜3ヶ月継続し、その後は様子を見て決めましょう。十分な睡眠、バランスの取れた食生活を心がけましょう。身体がリラックスできるよう、腹式呼吸を意識的におこないましょう。 (網代:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

前頭部の頭重感(30代男性)

sos一年半前転職と引っ越しを行う。以前は営業職で日頃からランニングやトレーニング等身体を動かす習慣があったが、転職を機にPC操作に日々追われ運動もなかなか行うことができず、一年前より肩こりを感じるようになり、ここ一月前より前頭部に頭重感と目の奥に締め付けられるような不快な症状が現れるようになる、病院へは行っていない。

PC操作により首肩の筋肉が緊張し固くなることで血行不良となる。以前はスポーツなどから出を動かすことにより解消されていたが、体を動かすことが少ないため疲れが蓄積されていき頭の重い感じや目の奥の締め付け感を引き起こしていると考えられる。鍼灸治療によって筋肉の緊張を取り血流を改善することによって諸症状を緩和もしくは解消できる。 鍼灸治療で自律神経の調整を行った後、首肩等の筋肉の緊張を取り血流を促すよう施術を行う。治療後前頭部の頭重感等の症状は解消される。症状は一時的に解消されたがまた仕事を続けて行うことにより不快な症状は出てくると思うので当面は週一回を3~4回程度、その後も定期的に加療を行うことで肩こり等を起こしにくい身体に改善していきましょう。運動がなかなか行えない状況でもチョットしたストレッチを行うだけでも肩こりの予防はできます。 忙しくてもシャワーで済ませず極力湯船につかり身体を温めましょう。 目の周りを温めてあげると目の疲れを取り頭重感の予防・解消になります。 (光岡:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

本態性振戦(手の震え・声の震え)(40代女性)

sos5年前から声の震えが出始め、それから手の震えも出るようになった。病院にいってMRI等を撮るも原因が分からない。緊張するときに症状が酷くなる傾向がある。病院では本態性振戦と診断される

西洋医学では原因不明となる状態でも、東洋医学的な見方では異常となる箇所があります。それは身体全身の状態から症状が出るためです。特に本態性振戦では、脳から筋肉への神経伝達の流れと関係する血流が重要となります。鍼灸治療をすることでなるべく本来の状態に戻していくことで、症状がよくなっていきます。全身の調整、ふるえに対しての治療、精神へのアプローチを組み合わせて治療を組み立てます。治療の前後でもふるえの変化を実感し、3ヶ月継続すると日常生活でもずいぶん軽減したことを実感されたようです。症状に変化が出ていることは、身体が変わってきている証拠でもあります。良い状態で身体をキープしていく為に、月に一度のケアをしていきます。睡眠、リラックスについてアドバイスしました。(内田:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

コロナウイルス感染後の嗅覚味覚障害(50代女性)

sos一ヶ月半ほど前にコロナウイルスに感染し、投薬により回復したが、その後も咳・味覚障害・嗅覚障害が今も残る。咳に関しては以前より咳喘息があったが、感染後は症状がかなり酷く出るようになり終日出て辛い。また味覚嗅覚に関してはほとんど感じていない。

コロナウイルスに感染することにより咳症状が悪化。またウイルスによって味覚・嗅覚神経に障害を起こしていると考えられる。鍼灸治療で自己免疫力を強くするとともに神経細胞にも影響を及ぼし正常化することが期待できる。 鍼灸にて全身の調整を行うと共に、諸症状に対しての対症的な施術も加えて行う。主な症状が消えても、施術を定期的に行うことにより血流を良くし基礎代謝や自己免疫力が上がり病気にかかりにくい身体にして行きましょう。 最初は間隔を詰めて施術を行い、3回目の施術の際には咳・鼻水・くしゃみの症状は減少傾向にあり、少し間隔を開けながら5回目には咳等は治まり、味覚・嗅覚も少し感じるようになりはじめ、更に治療を重ねひと月半で諸症状はほぼ無くなる。 鍼灸効果を更に高めるために、睡眠をしっかりとり、バランスの良い食生活、適度な運動も行うと良いでしょう。(光岡:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

頭痛・不眠・肩こり(40代男性)

sosパソコンの仕事をしており、後頭部の頭痛と寝つきが悪い入眠障害がある。病院では自律神経失調症と診断され、痛み止めを処方されるが、できるだけ薬を使いたくないという思いもありご来院

仕事による長時間の同一姿勢、目の酷使から、頭痛肩こりと入眠障害が起きていると説明。呼吸が浅いので深い呼吸で自律神経を整える必要性を説明する。自律神経は呼吸でコントロールできるので寝る前の腹式呼吸法を10回指導。全身の緊張を取り、特に呼吸筋を緩める施術をする。リラックスができていないので3~6か月週1回の通院指導をお勧めします。・寝る前にスマホを見るとブルーライトによる刺激で寝つきが悪いくなるためやめること・寝る直前にお風呂に入らないこと・寝る前の呼吸法を実践すること(小野:柔道整復師)

歯の痛み(50代男性)

sos5年前から右の奥歯に痛みが始まり、時には下顎前面中心に痛む、灼熱感、鋭い鈍痛があった。痛みが強くなると、上顎の横に広がり、痛みが左側に来ることもあった。歯医者では非定型歯痛と診断され痛み止め薬を2年ほど使い痛みを一時的に抑えるが、段々効果が弱くなり薬の量が増やしてもあまり効かなくなった。何か良い方法はないかとご来院

非定型歯痛は、歯科的な疾患よりは脳神経の問題と言われる。鍼灸において非定型歯痛の症例は沢山あるが、症状の程度や発症時間の長さと治療の頻度により、根治までの時間は異なる。治療の目的は、痛みを止め、自律神経調整となる。歯の痛みを取るツボや自律神経を整えるツボに施術する。初めは痛みが劇的に取れたが、途中は行きつ戻りつする。治療後は特に楽になるため根気よく続ける24回の治療で痛みが消失し一旦終了した。グーパー腕ふり運動、気功八段錦をお勧めする(中島:鍼灸師)

顔面痙攣(40代男性)

sos1年半前より眼瞼痙攣を発症。その後、半年ほど前より左顔面が初対面の人と話す時や、目を固く閉じた後にピクピクする。MRI検査で顔面神経を血管が軽度に圧迫していると判明する。

血管が顔面神経を圧迫している状態を改善させることは難しいと思われますが、鍼灸治療により自律神経を整えて疲労やストレスを解消させ、また、痙攣を起こす顔面の筋肉の緊張を緩めるように治療していきましょう。鍼灸にて全身治療をおこなうとともに、顔面や頸肩の筋肉の緊張を緩める目的で施術する。1ヶ月間は週一回の治療を継続し、その後は様子を見て相談しましょう。十分な睡眠をとり、身体を疲れさせないようにしましょう。頸肩凝りを解消させるために頸や肩甲骨のストレッチをしましょう。顔のツボ押しを気持ち良い刺激でおこないましょう。(網代:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

眩暈(40代男性)

sos土建系の仕事しており、仕事中に眩暈がよく起こり、動悸もする、2回ほど失神して救急車に運ばれたことがある。仕事中に失神しては困るので、複数の病院でMRIなどの様々な検査を受けたが、原因不明といわれる、地方の一番大きな病院(多摩総合医療センター)で最後に出た診断が、ストレスからくる自律神経失調症。治療がないため、西洋医学以外の方法を求めて来院

管理職になって日が浅く、年上の部下の扱いに困っていた。ストレス解消のため、寝る前にスマホを見ている、そのために睡眠不足。お身体を診ると肩に力が入っていて、腹式呼吸が全くできない状態、肋骨で息を吸うだけで、吐くのは惰性で吐いているだけ、腹部では吸うことも吐くこともできていない。睡眠をしっかりとることと、呼吸運動によって自律神経をコントロールできると説明し、呼吸法のアドバイスを行った。週2回の来院指導で、3か月経過したあたりから、月に3~4回あった眩暈が月に1回程度に減少する、動悸の頻度も大幅に減った。6か月あたりから眩暈と動悸は消失した。メンテナンスとして月1回の来院になっている。症状は消失したものの、身体は腹式呼吸の修得が不十分。身体のゆがみ、重心の位置は改善されているが、環境次第でまた再発するリスクがある。月に1回の来院は必要と思われる。・睡眠時間を確保することと・ストレスを自覚すること・デジタル機器(スマホ)に触れることはストレス減少につながらないのでそれ以外の吸息法を勧める・腹式呼吸の練習を続ける(小野:柔道整復師)

手のふるえ(50代女性)

sos10 年前から手のふるえが現れ、その他には、生理に関するトラブル、疲れが取れない、ストレスを感じやすい、不安や緊張、熟睡の時間が短い、便秘、首肩こりが常に、ギックリ腰が起きやすいなど、様々な症状も伴い、最近では手のふるえが益々酷くなったため、病院で診察を受け、本態性振戦と言われ、当院を受診。

本態性振戦の原因は、不明な場合が多いが、基本的には脳の問題と言われます。過去の治療経験によると、鍼灸治療で手のふるえが改善するケースが多いが、根治は個人の状況による。最初ではつめて治療するが、改善の状況を見て頻度を調整します。手のふるえは体から現れる一つの症状ですので、全身治療を行います3 ヶ月半に渡って、合計 6 回の治療を行い、主訴である手のふるえが 2 ヶ月以上経っても再発しなかった。本態性振戦とは、原因不明な振戦とも言われるが、鍼灸治療現場では女性のほうが圧倒的に多い。具体的な症状は様々で、手のふるえがあれば、書痙、手足のふるえ、頭のふるえや揺れがある。その中では手のふるえが一番軽い症状で、40 代後半から 50 代女性に多い。頭のふるえや揺れが一番ひどい症状で70 代以・グーパー腕ふり運動・八段錦(中島:鍼灸師)

原因不明の歯の痛み(50代女性)

sos歯医者での診断で歯の異常は認められず、歯の周りの筋肉に何らかの問題があり疼痛が現れている筋筋膜性歯痛と言われ、当院を受診。

歯の周りの筋肉に問題があるとのことですので、顎・顔・頭・首の筋肉の緊張を鍼灸治療で緩め血流改善をはかっていきます。疼痛部位周辺の顎・顔・頭・首への鍼や温める治療。その他、手足や背中などにも鍼灸を行い、疼痛部位だけでなく全身の循環改善をし、治療効果の増大、他の症状改善も行う。来院時の顎や顔の赤みと腫れは治療後にほぼ消失。一週間後の2回目の来院時には元々の痛みを10とすると3程度になっていた。歯痛以外にも症状があり、しばらくは週1での治療を行う。症状の改善とともに間隔を空けてゆく。無意識での食いしばりや首肩の緊張、呼吸の浅さを改善するために、簡単な運動とストレッチ、呼吸の意識の仕方をお伝えしました。(根津:鍼灸師)

顔面神経麻痺(70代男性)

sos帯状疱疹になり、右半分の顔面神経麻痺を発症。初めはまぶたが落ちてしまい、水を飲めば口からこぼれおちてしまう等日常生活、容姿に支障をきたしている。リハビリをするが変化があまりない。医師からは回復は難しいと言われた為、鍼灸治療を試すことにした。

鍼灸治療は神経麻痺にも大変有効です。顔面神経麻痺に対しての治療と、根本的に治すための全身治療を組み合わせて行います。顔面神経麻痺に対する局所および全身治療治療、リハビリ、マッサージも組み合わせる。施術を重ねるうちに動かせる範囲が広がり、麻痺の程度も減少した。2ヶ月間は来れる時はなるべく治療にきて、良くなるにつれ間を開けます。顔の運動やマッサージを行いましょう。そもそも帯状疱疹は免疫が低下している証拠です。免疫向上のために鍼灸治療を続けましょう。(内田:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

統合失調症(30代男性)

sos幻想、不安、いつも朦朧している状態、朝起きられない、やる気がない。病院の診断は統合失調症で、現在薬物治療中。現在の症状:朝起きられない、動作緩慢、夜間頻尿、便秘にも悩む。。薬に頼らず改善できないかとご来院。

鍼灸治療の目的は、統合失調症と言う病気を治療するというよりは、現在の症状を改善し、従来の生活に戻ることです。鍼灸にて脳疾患に有効なツボを使います。また、脳疾患に有効な運動と気功も取り入れて併行して治療します。4ヶ月の鍼灸治療とグーパー腕ふり運動や八段錦気功を併行して行い、幻想や不安は少し治まって、週6回朝起きられるようになった、自ら毎日走ったり、歩いたり、八段錦気功を練習したりするようになった、夜間尿や便秘も少しずつ改善している。治療と運動を継続していきましょう。(中島:鍼灸師)

20年続く手足の痺れと痛み(40代男性)

sos20年前より手が痺れ、徐々に酷くなり、痛みに変わった。次に足にも同じ症状が現れた。病院で脳神経の検査まで行ったが、異常が認められず、原因不明で治療方法がないと言われた。良いと言われているものは片っ端から試したが効果がなく、たまたま当院の院長と知り合いだったため勧められてご来院。

手足の痺れと痛みは、普通は手足の症状として見られるが、脳に原因があると考えます。病院の検査で異常がないため「病気」として認められないが、だからといって問題がないとは言い切れない。
症状が進行すると、将来本当の「病気」になる可能性が高い。
東洋医学は、将来の「未病」を防ぐために症状の出はじめに始めるものです。まずは手足の痺れと痛みを取るための治療を行います。脳神経に効果的なツボを使います。また自律神経失調の症状も多く見られるため、自律神経の調整も行います。質の良い睡眠がとれるようになれば、治癒力も高まります。初期の治療後、手足の痺れと痛みが半分ぐらい、改善されたが、自宅に帰る間にほぼ元の状態に戻ってしまった。治療の回数に伴い、手足の痺れと痛みがない時間が広がり、最初の治療から4か月計13回の治療で手足の痺れと痛みが殆どなくなった。その後5か月で5回の治療を行った。治療の合計回数は18 回、9ヶ月の歳月となった。ストレス緩和のため、グーパー腕ふり運動をお勧めします。(中島:鍼灸師)

手足の震え(本態性振戦)(50代男性)

sos仕事しながら母親の看病をしてストレスがかなり溜まり、半年前にとうとう仕事ができなくなり、今母親の看病に専念して無職中。半年前に手足が震える症状が出てしまい、徐々に酷くなっているためご来院。病院では本態性振戦と診断されている。

本態性振戦の原因は不明だが、脳神経と関連あると言われる。鍼灸の治療は自律神経の調整を行い、精神状態を整えることを目的としています。本態性振戦の原因は不明だが、脳神経と関連あると言われる。鍼灸の治療は自律神経の調整を行い、精神状態を整えることを目的としています。脳神経疾患に対するツボを用いて鍼灸治療を行います。最初は、週 3 回のペースから初め、症状が徐々に改善されるに連れ、頻度を減らし、3か月目に現在手の震えはほぼなくなり、歩足の震えも次第になくなった。症状が更に改善したら頻度を減らし、後 2~3 ヶ月で卒業できるのではないかと考えます。グーパー腕ふり運動をしてストレスを発散しましょう。(中島:鍼灸師)

不安感(パニック障害後遺症)(20代男性)

sos約1年前にパニック発作を起こし、その後またあの時の恐怖を味合うのではないかという予期不安症状が出ている。心療内科等をいくつも受診したが、一向に治らない為実績の有る当院へご来院。病院ではパニック障害後の予期不安感と診断される。

パニック障害の発作は1回起こっても2度起こらない人の方が多いのです。先ずは呼吸を深く出来る様にして自律神経を落ち着かせる為に整体治療を行いましょう。背骨と頭蓋骨を整える整体治療を週2回行なうとかなり呼吸が楽になり、更に身体が動かし易くなり気持ちがしばらく感じたことの無い程リラックス出来た。最初は1週間に1回、その後治療間隔を少し空けて、約1週間後とし、治療効果が継続していれば、2週間後と間隔を空けて行きます。骨盤を立てた座り方をして背骨のS字カーブが崩れない様に気を付けて下さい。また気が向いたらウォーキング等の軽い運動を無理のない範囲で続けましょう。(田中:柔道整復師)

歯の痛み(30代女性)

sos2ヶ月前から歯の痛みが出始め、最近は知覚過敏かわからないが、熱いものや冷たいものがしみる様に感じる。夜は痛み止めを飲んでいるがそれでも眠ることができない。その後いくつかの病院や歯医者で診察を受けたが、原因不明なため痛みに耐えられずご来院。レントゲンでは異常が認められない。

非定型歯痛(ひていけいしつう)は、原因不明であるため治療法がなかなか見つかりません。しかし、鍼灸治療では歯の周囲でけではなく、身体全体を診ることで治療することができます。
多くの場合、検査には出ない程度の炎症が歯の周囲である歯茎や顎関節に出ています。全体の状態としては冷えや胃腸の弱りがあることが多いです。
歯に通ずるツボがあり歯の治療、それに合わせて全身の機能を整える治療を同時にすることで根治を目指すことができます。実際に身体を見てみると、歯が痛い側の歯茎や顎関節に本人は気付いていない圧痛があり、肩首のコリも相当あります。
治療後は体の変化を感じ、歯の痛み自体にも変化がありました。1回目、2回目と歯の痛みが減り、痛み止めは飲まなくても良いくらいに改善しました。知覚過敏は少し残り、初めは熱いもの、次に冷たいものと変化が出てきました。
初めは良い状態を維持するため、週に1〜2回程度間隔をつめて治療し、ある程度良くなってくれば間2週、3週と空けていきます。そうすることで体自体も今までより良い状態になり、再発防止にもなります。肩首、頭の筋肉の緊張も影響します。ヨガやストレッチをするなど、日頃からストレスや疲労を溜めない様にすることで早く治っていきます。(内田:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

多系統萎縮症による腰痛(60代男性)

sos2年前より歩行時のふらつきが徐々に現れた。1年前に大学病院で多系統萎縮症と診断され、3ヶ月前にふらつきがますます酷くなり、歩行する時に手足の協調性が崩れ、腰の痛みが出て来た。100メートル歩くと腰の痛みで休まなければならない状態になったためご来院。

腰痛の原因は、ふらつきによる不良姿勢と歩き方。鍼灸治療で腰の痛みを取り、歩行状態を改善する。そうすることでリハビリが可能になり、生活の質が高まります。多系統萎縮症治療の専用穴や臨床経験で使うツボに鍼灸や電気針の治療を行う。治療後、かなり痛みが軽減した。多系統萎縮症の症状には、ふらつき、夜間尿、便秘、睡眠障害、眩暈などがあり、個人によって現れる症状の組み合わせは様々である。多彩な症状を軽減することにより生活への影響を最小限にするために鍼灸治療は大変有効です。
ご自分の病状、治療の効果、仕事の都合、経済的な状況を総合的に考えて無理なく通えば良いでしょう。多系統萎縮症主な症状のふらつきを改善するためには、歩行する際に手足協調性を訓練することが必須であるため、当院のリハビリメニュー「グーパー腕ふり運動」を指導した。
また、前向きな生活感で過ごすようアドバイスさせていただいた。(中島:鍼灸師)

歯の痛み(60代女性)

sos昨日の夕刻より急に右下奥場が痛み出し、夜間はズキンズキンと痛みが眠れないほど強くなった。噛むことができないためご来院。病院へは行っていない。

歯痛の原因は虫歯や歯肉炎、歯根の炎症、歯が折れた、肩こり首こりやストレス、疲労などいろいろあります。前日に硬い物を食べたことで神経が過度に刺激されて痛みが出たことも考えられます。鍼灸治療により緊張をほぐし、循環をよくすることで痛みを軽減させていきます。鍼灸にて全身調整を行うとともに歯の痛みを取る目的で手足や頬部に鍼や灸を行います。急性の痛みですので、期間を空けずに治療します。落ち着いたら間隔を空けます。痛みが続くようでしたら、一度歯科を受診してください。硬い物は控えてください。頸や肩こりを改善するストレッチを指導しました。(網代:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

浅眠(60代女性)

sos半年前より、寝つきはよいが夜中に何度も目覚める。ぐっすり眠れず疲れが取れないためご来院。病院へは行っていない

日々の忙しさがストレスとなり、自律神経のバランスを崩してしまい身体が緊張状態になっています。そのため深い眠りが得られない状況と思われます。鍼灸治療で副交感神経の働きを高め、眠れるようにしましょう。鍼灸治療で全身調整を行い、睡眠に効果的なツボにも鍼灸を行います。頸や肩、背部の緊張が強いため、ここにも鍼灸を行います。2回目は3日後に、その後は様子をみながら1週間に1回の治療をしていきます。寝る前にテレビやパソコン、スマホは避けましょう。軽い運動を心掛けましょう。(網代:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

背骨の第7胸椎~第10胸椎周辺の痛み(20代男性)

sos8年前に背中の真ん中(背骨の周辺)に痛みが出現。病院の整形外科や神経外科で検査を受け、器質的な問題はなく一時的な脊髄膜炎と診断された。投薬では改善しなかったため、整体やマッサージを受けた。少し楽になっても、直ぐ元の状態に戻ってしまった。鍼灸院へ足を運び、治療したところかなり改善したため、自分の判断で治療を中断。最近また背中の痛みが再発されたためまた再開したいとご来院。

脊椎炎が靭帯の骨化に影響する可能性は高く、その原因は免疫異常(自己免疫疾患)による脊椎炎症と診たてました。鍼治療で背中の痛みの改善をし、原因である自己免疫疾患は自律神経を調整することで改善を目指します。継続的な治療が大事です。背中の経脈は督脈と太陽膀胱経があります。この二つの経脈からツボを選びます。例えば、督脈の百会や膀胱経の委中など。背中の真ん中の痛みに特効穴があります。また小腸経の後渓てす。後渓は督脈の交会穴として直接督脈に行くため、督脈上の痛みに驚くほどの効果があります。1回目治療の翌日から痛みが徐除に減って来て、
8回目治療前、背中の痛みが無くなって少しこりだけが残ったと確認した。初めは1週に一回、痛みが取れて来たら2週に一回。かなり気にならなくなったら4週に一回、完治までの期間は半年が必要だと思われる。規則的な生活、適度な運動(グーパー腕ふり運動)、ストレスの管理。(中島:鍼灸師)

頚部の痙攣(30代男性)

sos10年前から左右の前頚部が痙攣を起している。病院では特に異常なく「ストレス」と言われる。仕事などに集中しているときは気にならないが、集中していないときは痙攣がとても気になる。常に首元が突っ張った感じが強くありご来院。

頚部全体に強い緊張があります。そこを緩めることが肝心です。また、強い緊張の原因である自律神経の乱れを調整しましょう。鍼灸を用いて全身治療をおこないます。自律神経のバランスを整え、マッサージも併用しながら、緊張した筋肉を緩めていきます。初回の治療で強い突っ張り感が軽減しました。週に1回の治療をまずは1か月続け、少しずつ間隔を空けていきます。頚部のストレッチや肩甲骨の運動を行いましょう。(光岡:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

顔面痙攣(60代女性)

sos半年前から眼瞼痙攣があり、徐々に口角まで痙攣が広がって顔面痙攣となったためご来院。

顔面痙攣の原因は脳内動脈が顔面神経を圧迫して起こると言われているが、その原因は明らかになっていません。私は自律神経失調の可能性を考え、自律神経を整えることで、神経の圧迫を和らげるよう治療していきます。全身の鍼灸治療と頸や肩など局所の治療を3回することで痙攣が和らぎ、9回の治療で4割軽減しました。初めは1週間に1度、徐々に間隔を空けていきます。少なくとも20回以上の治療は必要です。当院のリハビリメニュー「グーパー腕ふり歩行」を1日30分行ってください。(中島:鍼灸師)

左手指の痺れ、左足の踵の痺れ【脳梗塞の後遺症】(60代女性)

sos一年前脳梗塞を発症。投薬で梗塞は抑えたが、左手指と左足踵の痺れが残り、病院で後遺症と診断されたためご来院

右側の脳の梗塞により、左側の上肢と下肢に痺れが残ることを説明。頭部の右側と痺れのある局所へアプローチする。頭部の右側の経穴と痺れのある経穴などに鍼灸を施す。1回の治療で手指の痺れが2割、踵の痺れは3割取れる。踵の痺れの軽減が顕著に出る。週に1回の治療を継続します。痺れが完全に取れるころには身体の動き全体もかなり改善してきます。当院のリハビリ運動をお勧めした(中島:鍼灸師)

パニック障害(30代女性)

sos1年前にパニック障害を発症。職場のストレスが原因と思われる。薬物療法では改善せず、漢方で少し軽減したため、鍼灸治療を試したいとご来院。

鍼灸治療により自律神経を調整し、パニック障害の症状を軽減します。軽い運動リハビリも併用します。はり灸治療とリハビリで軽減したが、症状の戻りがあるため継続することが重要です。週に1回の治療を3か月続けます。戻りがなくなればもう少し間隔を空けます。規則正しい生活リズムと軽い運動を心掛けましょう。(中島:鍼灸師)

帯状疱疹後の神経痛(PHN)(70代女性)

sos3年前に帯状疱疹発症。発疹や皮膚の発赤などは落ち着いたがその後患部にピリピリと痛みが走り、衣服で擦れるだけで痛むため来院。帯状疱疹では通院したが、今回の痛みでは通院はしていない。

ウイルスにより炎症が起こり、神経が傷ついたことにより、痛みが起きています。鍼灸で傷ついた神経の回復をはかり、痛みを鎮静させましょう。また、免疫力が落ちていると痛みが長引くため、免疫力向上を目的に治療を行います。鍼灸にて全身治療を行い、患部及びその神経経路に沿った遠隔部位に鍼やお灸を施します。最初の2回は3日毎の来院、その後は状況をみて少しずつ感覚を空けていきます。疲労やストレスが溜まらないよう、充分な休息や質の良い睡眠を摂ってください。(網代:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

帯状疱疹(70代女性)

sosコロナワクチン3回目を打って1か月したころ、背中や胸にチクチクとした痛みを感じた3日後、朝起きたら左前胸部~左腋寡部から左肩甲部に赤い斑点と粟粒大の水ぶくれが多数出現、痛みもあり熱も出たため病院を受診。抗ウイルス薬と鎮痛剤、塗り薬を処方された。鍼灸治療が効くと知人から勧められてご来院。

帯状疱疹の原因は免疫がかなり低下したときに、子供の頃感染した水ぼうそうのウイルスが帯状疱疹として発症。鍼灸治療はとても有効で早いほど効果があります。全身治療の鍼灸により免疫を高め、患部や幹部の神経経路に沿った施術で痛みの軽減や治癒の促進、感染拡大を防ぎ、後遺症の帯状疱疹御の神経痛の発症を予防します。最初の3回は3日おきに、その後は様子をみて指導いたします。免疫が低下しているので家事や運動など頑張り過ぎないように。睡眠は充分にとってください。(網代:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

起立性調節障害(10代女性)

sos長期の休みの後、朝なかなか起きれなくなり、起きてもめまいや吐き気で学校に行けなくなった。投薬と経過観察と言われたが、薬は飲ませたくないので来院。

起立性調節障害は、何らかの原因で自律神経のバランスが崩れ、特に朝方起立時に立ちくらみや眩暈、頭痛や吐き気で登校できなくなる病気です。鍼灸治療で自律神経のバランスを整え、症状をなくしていくとともに、生活習慣を見直しましょう。シャクジュ(刺さない鍼)治療とお灸で全身治療をします。今の生活サイクルを客観的に見る為に紙に書き出し、問題点を自分で見つけ、目標の生活サイクルを作ります。治療と同時に行うことでやる気が出ます。初回を入れて2回続けて来院していただきます。起きれるようになったら中断してかまいません。朝陽を必ず浴びましょう。乾布摩擦で皮膚を鍛えましょう。食事はバランスよく取りましょう。夜8時以降のスマホは控えましょう。お母さんはお子さんが不安なことがあったり落ち込んだ時はアドバイスをするのではなくただ聞いてあげましょう。(関:鍼灸師)

不眠症(50代女性)

sos1年前より上の階の騒音で眠れなくなった。普段から息苦しく倦怠感も強くやる気も出ないため来院。

神経が過敏になっているようですので、鍼灸で自律神経のバランスを整え、リラックスできるようにすると神経も静まり眠れるようになります。鍼灸にて全身調整を行う。息苦しさや不眠に効果的なツボに鍼灸を行う。2回の治療で自律神経が整い、下半身の血行もよくなる。3回の治療で以前より眠れるようになる。最初のうちは1週間に1回、症状が改善していったら10日~2週間に1回の治療をお勧めします。就寝前の腹式呼吸をお勧めします。(網代:鍼灸師・あんまマッサージ指圧師)

胸のつかえ(40代女性)

sos今までにも何度も経験している。胸がつかえて苦しい。いてもたってもいられず仕事も集中できないため来院。

冬から春への季節の変わり目は体内の循環も静から動に変化し活動的になります。身体は順応しようとしますが、ストレスが多かったり、全身の巡りが悪いとこういった症状が出ることがあります。鍼灸治療にて東洋医学も用い、六蔵六腑のバランスと、全身の血液などの循環をよくして、春に順応する身体を作ります。1回の治療でつかえが取れた。今後も再発や未病に備え、養生のために週に1回の治療をお勧めします。軽い運動、食事や睡眠を見直し、リラックスすることを意識しましょう。(内田:鍼灸師・あんまマッサージ指圧師)

倦怠感・慢性疲労症候群(20代女性)

sos身体全体がだるくて動きたくない。やる気も出ない。頭重感もある。

手足の冷えや首肩こりが強い。全身の巡りが悪いため、気血のめぐりを良くして辛い症状を改善する。鍼灸にて全身の調整を行うとともに、腹部や足にお灸を施す。頭部にも鍼を施す。施術後頭重感が取れ、気分がすっきりした。長年の冷え性改善には定期的な治療が必要。初めは短いスパンで、その後は月に2回の治療をお勧めします。ウォーキングなど適度な運動習慣を身に付けましょう。身体を温める食材を撮りましょう。(網代:鍼灸師・あんまマッサージ指圧師)

メニエール病による眩暈(30代女性)

sos一年前に眩暈で医療機関を受診。メニエール病と診断され、一時症状が治まったがまた再発したため来院

原因不明だが、平衡感覚をつかさどる内耳の循環改善と全身の自律神経を整えることにより症状改善が期待できる。耳の循環を良くする鍼やマッサージ、全身治療を組み合わせ、根本的な改善につなげて再発しずらい身体にしていきます。一度の治療で眩暈発作の頻度と程度がわずかに改善しました。治療を繰返すことで継続に繋げます。週に1回を3か月くらい続けましょう。ストレスをため込まないように、水分不足にも気を付けましょう。 (内田:鍼灸師・あんまマッサージ指圧師)

頭痛(20代女性)

sos慢性の首と肩の凝りがあり、それに伴う後頭部の頭痛が頻繁に出る。いつも薬を服用するが、効かない時もあり仕事へも支障があるために鍼灸を試したいと来院

触診すると、首肩はもちろんのこと背部から腰にかけて全体に筋緊張がとても強い。脈診等でも肝血の不足が見られた為、肝を補う全身治療を行った。さらに患部にもあん摩と鍼灸を施す。4回程の治療で、首や肩の凝りはまだ残るものの、ほとんど頭痛が出ないようになった (佐藤:鍼灸師・あんまマッサージ指圧師)

不眠(10代女性)

sosここ数ヶ月寝つきが悪く、夜中に吐き気で目覚めたり、朝起きても吐き気がしたりと、病院で検査しても特に問題なく、自律神経の乱れと言われ来院

頸肩のコリが酷く、背中にも強いはり感がある。 鍼・灸・マッサージにて自律神経を整え、頸肩背部の取るように施術 。二度目の来院時には頸肩のコリは訴えるも睡眠トラブルに関しては治まっているとの事 (光岡:鍼灸師・あんまマッサージ指圧師)

不眠(10代男性)

sos大学受験を控えた9月に不眠症気味になり、勉強に集中できないと言うことで来院

頭蓋骨と背骨の歪み矯正中心の治療と座り方指導を約週1回ペースで8回行ったところ、ほぼ問題ないレベルまで改善したため、その後2回の治療を2週間隔で行い、試験に挑む。見事志望大学に合格を果たし、現在も症状は再発していない(田中:柔道整復師)

続く頭痛(30代女性)

sosここ1ヶ月ほど、頭痛が続き辛いとのことで来院

問診にて、緊張する場面や暖房などの効く暑い環境で悪化すること、また脈やお腹の状態から“血虚”とし鍼で全身調整をした。また、胸部・首や肩の硬さを取るよう鍼灸を施した。治療直後、肩や首の緊張が緩み痛みはやや緩和した。翌日も更に痛みがなくなったが、首肩や腰の緊張が強いため現在も全身の治療を継続中(佐藤:鍼灸師・あんまマッサージ指圧師)

下肢の痺れ(60代女性)

sos2ヶ月前に右臀部が痛みだし、その10日後より、右下肢後面に痺れ出現。病院にてレントゲン検査異常なし。原因が分からないと言われ、薬を処方される。現在、右下肢後面の痺れが常に続いているため来院

腰背から臀部の筋緊張と冷えが強い。鍼灸による全身調整と共に、腰から右下肢後面に鍼、臀部に灸頭鍼を行う。一回の治療で痺れ軽減(網代:鍼灸師・あんまマッサージ指圧師)

頭痛と足の冷え(50代女性)

sos足の冷えと、頻繁に悩まされる頭痛でご来院

足裏の弾力がなく、ふくらはぎが張っている。背中と足、足裏の軽い指圧で、リンパの流れと血流を促し、また、ふくらはぎの筋肉の他動運動により、足の静脈血の、心臓への戻りを助けることで、うっ血が少し解消され、足先の冷たさは、その場で改善。頭痛は止まっている。経過観察中(深沢:鍼灸師・あんまマッサージ指圧師)

吐き気と頭痛(40代女性)

sos急に首と肩が張ってきて、吐き気や頭痛に襲われ来院

身体の具合をうかがいながら、足元を温め、頸部~肩、肩甲骨まわり中心に緊張を優しく緩める。施術後は頭部に違和感が残存するも、スッキリしたといって帰られる。念のため、帰宅後また痛みが強く出るようだったら病院を受診するよう伝える(秋間:柔道整復師)

足先のしびれ(70代女性)

sos両方の足先全指のしびれが常にあり、靴をはいて歩くと余計にしびれ感を感じる状態がつづいていて来院

腰の硬さが主たる原因とみて施術。月一回、六年経過し、歩行時の足先のしびれ感がきにならなくなった (深沢:鍼灸師・あんまマッサージ指圧師)

上肢の痺れ(20代男性)

sos重たいキャリーケースを持ち移動していた事で痛みや痺れが出た事で来院。

痺れがある部位や首肩周囲をマッサージする事で症状が改善する。まだ症状が残っている為来院中。(西田:あんまマッサージ指圧師)

顔面神経麻痺の後遺症(50代女性)

sos3年前に右顔面神経麻痺になり、だいぶ良くなっているものの、麻痺側の頬が下がり、右ほうれい線が深く目立ち、口角も下がっていることが気になり来院。

全身治療とともに美容鍼として太めの鍼を使用し、右ほうれい線や頬部、口周囲を中心に目周囲、頭部などに鍼を施す。3回の治療後、ほうれい線の深さや口角の下がりが軽減。週1回の治療を継続中。(網代:鍼灸師・あんまマッサージ指圧師)

めまい(40代女性)

sos以前から肩凝りがひどく来院していたが、疲れがひどかった為か、朝起き上がった際にめまいを起こしたため再来院。

頸部をホットタオルで温め、頸部の牽引とヘッドマッサージを行ったところ、顔色が戻ってきたため、頸背部の緊張をうつ伏せにて緩める施術を行う。日を空けずにもう一度施術したところ、めまいは治まる。 (秋間:柔道整復師)

下肢のしびれ(50代男性)

sos左下肢に痺れがあり、腰部には重感がある事で来院。

痺れが足先にあり、神経領域がある腰部から下肢にかけてマッサージをする。3回の治療でほとんど気にならない程度にまで改善する。(西田:あんまマッサージ指圧師)

頭痛(50代男性)

sos3ヶ月前より思い当たる原因なく、頭痛出現。はじめに耳が痛くなり、その後頭全体が痛む。起床時は治まっているが、毎日夕方から夜にかけて痛みが強くなる。鎮痛剤を服薬するも症状が楽にならず来院。CT検査異常なし。

ストレートネックで頸肩の筋緊張強い。足の冷え著しい。全身調整の鍼と足底灸、頸肩の筋緊張改善の鍼と灸を施す。1回の治療で痛み10→5、3回の治療で痛み10→2と改善。継続治療中。(網代:鍼灸師・あんまマッサージ指圧師)

手汗がひどい(50代女性)

sos仕事のストレスが多く、緊張すると手汗がひどい、良く眠れないことで来院

全身の鍼灸治療により、副交感神経が優位になり手汗が引く、治療後はとてもリラックスして眠たくなった。現在治療を継続中。(関:鍼灸師)

寝つきが悪い(30代男性)

sos仕事多忙。就寝時も気が張って2~3時まで寝付けない。肩・頸も常に痛い。疲れが取れない。

肩こりと頸部の凝り、気の高ぶりも抑える治療をする。治療あとはぐっすり眠れたとのこと。(秋谷:鍼灸師)

自律神経の乱れ(20代女性)

sos年末から仕事が忙しく体調を崩し、休職中。診療内科で自律神経のバランスが悪いと言われた

頸部・肩・背中に強い硬結がある。緊張を緩める施術で、1度のはり灸で様子がよかった。現在も治療中。(秋谷:鍼灸師)

自律神経の乱れ(30代女性)

sos感情が不安定。風邪を引き易く、手足は冷える。首から上は汗をかく。仕事は常に多忙

頚・肩・背中の筋肉が固く、うっ血している。また胃腸疲れもあり、内と外から体の疲れを補う。1度目の治療後全体に調子がよく、現在治療継続中。(秋谷:鍼灸師)

頚部リンパ節の手術後の痛み(70代男性)

sos癌の手術後に2度頸部リンパ節に転移。リンパ節と副神経を切除後、頚肩の痛みで夜眠れない

鍼は怖いとのこと、お灸治療のみ。術後のリハビリが無かったため、頚肩背中に酷い凝りがる。背部や肩まわりに丁寧に施灸。痛みが緩和し週2回の治療継続中(秋谷:鍼灸師)

坐骨神経痛(20代女性)

sos1年前冬から腰~足外側が痛む。我慢して悪化、腰を屈め坐骨辺りの痛みが酷い。 自発痛、夜間痛あり。立っていられない

うつ伏せが出来ず横向きで治療。臀筋の深い坐骨神経と関わる、お尻から足の外内側の痛みを和らげる。灸頭針で深部の凝り・痛み・血流改善を目的に施術、翌日には痛み改善。治療3度目で腰を真っ直ぐ歩けるようになる。治療継続中。(秋谷:鍼灸師)

手指の痺れ(60代男性)

sos転倒したさいに、手をついたために手指に痺れがでたことで来院

患側の首から肩、上肢帯の筋肉の緊張を緩め、症状緩和に努める。また、身体全体の緊張も高いため、全身にもマッサージを行う。症状緩和に向けて、週1回来院中(西田:あん摩マッサージ指圧師)

肋間神経痛(40代女性)

sos右わきの下に突き刺されるような痛みがあり、病院にいったら肋間神経痛と診断されたとのこと

痛みがでているところと同じ高さの正中(背中の真ん中)にかけて、背中のほかの部分と違って、固まっていて弾力がなく、湿って生気なく、色が若干黒ずんでいる。その部分の緊張を取り、循環をよくすると、突き刺されるほどの痛みはなくなり、5回の治療で消失した。 (深沢:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

座骨神経痛(50代女性)

sos左膝の半月板の手術をしており、左脚に体重をかけることに不安があるためか、冬になり右側の臀部~足先まで痺れと倦怠感がある

腰から下肢にかけて温めながら、特に臀部周りの筋緊張を緩め、ストレッチを行う。 治療後は症状が軽減するが、数日経つとまた痛みが出てしまうので治療継続中。 (秋間:柔道整復師)

腕のしびれ(20代女性)

sos腕から指先までしびれと違和感があってご来院

背中の上部が猫背になり、腕とともに硬くなり、背中もねじれを感じる。食事中にみるテレビの位置が右側にあることも原因のひとつか。鍼とマッサージと整体で緊張部分をほぐすと、捻じれた背中が改善し、頸のつけねの猫背が少しのび、しびれと違和感が軽減。今後食事中のテレビは正面に座ってみるようご提案。(深沢:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

肋間神経痛(60代女性)

sos左乳房の下~背中へとピリピリとする痛みがある。触れても痛む

背中や肩甲骨間のコリや張りが強く、鍼灸にて背中を中心に胸なども治療、3回の治療で痛みが軽減。治療を継続中。(秋谷:鍼灸師)

自律神経失調症(70代女性)

sos抗生物質を飲んでからか、1日に3回大汗をかき、毎晩寝汗や不眠で悩み、下肢の冷えもありご来院

病院へ受診するも異常なしで自律神経失調症と診断される。1回の鍼灸治療で、寝汗や冷えがなくなり、現在も治療を継続中(網代:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

座骨神経痛(40代男性)

sos2年前より右臀部~右下肢にかけて痛む。整形外科で坐骨神経痛と診断され、牽引にて診療中だが効果がない為来院。

動作時の痛みはないが、15分位立ち続けることで痛みが出現する。腰臀部~下肢の筋肉の緊張が強い。全身調整の鍼に加え、腰臀部の筋緊張を緩める為に鍼と灸にて施術する。週1回の治療を7回続けた結果、15分立ち続けても痛みがなかった。10回の治療で20分以上立ち続けても痛みは出なくなる。(網代:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

胸郭出口症候群(40代男性)

sos仕事中に感じる右手のしびれや違和感で来院。

鎖骨・肩甲骨・上腕骨の動きをよくし、周辺の筋肉を緩める。1回の治療でかなり緊張が取れて楽になる。(関:柔道整復師)

座骨神経痛(50代男性)

sos数日前より右背中より腰部のハリと臀部より大腿部後面から下腿外側部までの痺れがある。3年前にも同様の発症歴があり今回は鍼治療を希望され来院。

背腰部に筋肉の緊張を緩める目的で刺鍼、また臀部・大腿部・下腿部には神経の過剰な興奮を治める為の刺鍼を行う。初回の施術では若干の痺れは残るが、二度目の施術で不快な症状はなくなる。後日海外旅行で長時間のフライトがあるので、腰痛予防の為再度の施術に来院された。(光岡:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

吐き気を伴う頭痛(30代女性)

sos以前から頭痛はあったが、今回は吐き気を伴うことで来院。

頭部、頚部、肩部、背部、上肢帯にある硬結部位を探り、その部位を中心にマッサージをする。施術後は楽になったが、今後も繰り返し症状がでるおそれがあるので、定期的な来院を勧めた。(西田:あん摩マッサージ指圧師)

眩暈(70代女性)

sos長年春先に体調を崩し、めまいのため寝込むことが毎年くりかえされ、二年に一回入院していたため来院。

ストレートネックが定着し、頸椎の5番が後方変異している。脊柱の椎間が固まらないよう鍼灸で施術。めまいの症状はなくなる。(深沢:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

むずむず脚(30代男性)

sos数か月前より、太もも~下腿へむずむず感があり、気持ち悪く夜眠れない。

仕事が忙しく運動不足、脚の疲労が顕著でだるさがある。生活リズムも不規則。胃腸を整え、下肢の循環不全を改善する鍼灸を継続中。(秋谷:鍼灸師)

左目が開閉しづらい(40代女性)

sos1年半前から左目の開閉に不自由さを感じるようになる。様々な治療を試してみたが完治せず来院。

全身の冷えが強く腹部の硬結がある。何年も毎日のように下剤を飲み続けているとのこと。睡眠障害もある。まずは体の緊張をゆるめ、全身の代謝をよくすることで睡眠の質があがった。次に排便が薬を頼らなくても4日に1回くらいはできるようになった。まだ左目は気になるが、全体の免疫が徐々に上がっているようなので週に1回の治療をしばらく続けていく予定。(関:柔道整復師)

倦怠感(50代女性)

sos最近、禁煙した為か、よく分からないが、1週間位前より身体が重だるく感じ、日々過ごしていることが楽しくない、やる気が起きない。

首肩こりが強く、肩背部と腹部に冷えがみられた。気血の巡りを良くするよう、鍼にて全身治療を行い、首肩から背部に局部の鍼、冷えている腹部、肩背部に灸を施す。一回の治療で首肩がすっきりして、身体が軽くなり、様々なことに挑戦したいという。(網代:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

右・太ももから足指先までのしびれ(50代女性)

sos腰痛で整形外科へ行き腰椎すべり症と診断。太ももから足の小指までのしびれがある。処方された鎮痛薬の副作用が酷く薬を中止。その後病院を転々としたが改善されず当院へご来院。鍼灸は初めて。

すべり症の他に、ストレートネック・子宮筋腫・高血圧など。疲れが1番に腰に出て、足までのしびれとなり表面化しているが、首や肩こり・背中の凝り具合いもかなり慢性的であるため、内臓からの改善が必要と判断。週1回・まずは1カ月間の通院を勧める。本日はしびれの治療および全身の筋肉の緊張を和らげる治療を行う。(秋谷:鍼灸師)

集中力(60代男性)

sos日頃より肩・首の凝りで定期的にマッサージを受けにいらしているが、囲碁の会がある時は必ず試合前に来院

肩首背中を念入りに、あんま指圧マッサージにて施術。肩・首の凝りがほぐれていると集中力が上がり勝率がUP、ご自身より強い相手に勝てるとのこと。以降二十数年、囲碁の会の前には必ず施術を受けに来院され現在も継続中。(光岡:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

歯痛(40代女性)

sos歯科医院にて歯の治療をした後に来院。麻酔が切れて歯が痛む

通常通りの全身治療に合わせて、歯痛を落ち着かせるため手足に鍼をする。治療終了時には痛みが緩和、それ以後鎮痛剤を飲まずに終える。(網代:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

帯状疱疹後の三叉神経痛(50代男性)

sos2か月ほど前に帯状疱疹を左まぶた~顔面部~前側頸部にかけて発症。投薬治療にて水泡は消えるが、同部位に夜も眠れないほど強烈なピリピリとする痛みが残る。毎日ブロック注射をするが、効果なく来院

鍼灸の全身治療を週2回ペースで継続して行う。以前負った外傷も関係あると考え、外傷の治療も平行して行う。症状は不安定ながらも回復に向かい夜は眠れるようになる。(川口:鍼灸師)

不眠・睡眠障害(30代女性)

sos仕事や育児が忙しく体が疲れているのによく眠れない状況が3ヶ月位続き、疲労が取れない。とにかくぐっすりと眠りたいという要望で来院する。

聞診、触診にて、精神の緊張から体が冷え内蔵の緊張が続き、それが自律神経を刺激して不眠に陥っていると判断。内蔵の緊張を緩め、副交感神経を優位にする整体治療を行う。初回の治療後からぐっすりと眠れるようになり、月2回位のペースで通院を続けている。(関:柔道整復師)

左顔面神経麻痺(30代男性)

sos数年前に突然左顔面神経麻痺を発症。病院にて1年間治療や鍼灸治療をしかなり改善したが、楽器を吹くと目が閉じてしまう症状が取れずに来院

頚肩こりも強く、鍼にて全身治療と左顔面、頚肩部から背部にかけて治療を行う。2週間に1回の鍼治療を計4回にて、楽器を吹く時に目が閉じなくなる。まだ完治とはいえない為、現在も治療継続中である。(網代:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

7年前からの鬱症状(40代男性)

sos7年前からうつ症状で服薬中の男性。不眠で疲労感が続き、最近眼精疲労と肩こりで来院

夜眠れないため日中眠くなる。眠気覚ましにアイスコーヒーを大量に飲み、下腹部・足先の冷えがひどい。胃腸と腎機能を上げる鍼灸治療をほどこしたところ、2回の治療で眼精疲労・肩こり・うつ状態共に改善。コーヒーを控え、お白湯を飲む様に気をつけて体調が良好になり、仕事にも意欲的に取り組める様になってきている。現在も鍼灸治療を継続中。 (佐藤:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

帯状疱疹後の神経痛(30代男性)

sos帯状疱疹を発症し、2週間入院ののち、帯状疱疹の症状は緩解した。ところが右耳の奥にジーンとした痛み、下唇の周りにピリピリとした痛みがその後もずっと残り、来院。水を飲む時も沁みるという。

治療は体深部の冷えを和らげ、全身の回復力を高める腎を温める治療と、顔面部の知熱灸で血液循環を促し、神経組織の回復を早める狙いで行なう。3、4回目ぐらいまでは著変なく、難しさを感じたが、その後5回目から10回までの間に段々と痛みが少なくなって来て、日常生活も楽になり、気にならなくなって来た。患者さん自身にも自宅でお灸をしてもらい、順調に回復している。(川口:鍼灸師)

後頭部痛(20代女性)

sos今までも肩こりはあったが、1週間前よりひどくなり、後頭部に痛みあり。 思いあたる原因はない

頚肩から背部の筋緊張強い。振り向きの運動制限がある。鍼にて全身治療と頚肩~背部、前腕への施術にて治療後、後頭部痛治る。頚の運動制限も改善。(網代:鍼灸師・あんま指圧マッサージ師)

自律神経失調症(40代女性)

sos20年前より自律神経失調症と診断され、漢方薬や鍼治療をしたが、あまり効果がなく当院へ来院

症状としては、寝付けず、眠りが浅い、足の冷え強く、頭痛などがあった。鍼による全身治療と腹部・足底などに灸を行う。1回の治療により頭痛治まり、足の冷え軽減。1週間に1回の治療を行ない、3回の治療で眠れるようになり、8回の治療で熟睡できるようになった。 (網代:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

顔面神経麻痺(40代男性)

sos多忙が重なったところに、冷房が右顔面に当たり続けて、発症。ステロイド内服を使わずに治療したいと発症2日後に来院

頭部の熱と腰下肢・腹部の冷えが強い。身体の消耗も強い。全身の治癒力をあげる基本治療を行ない、背骨上に硬めの知熱灸で深部にじんわりと熱を入れる。顔の筋肉の緊張の和らげる施術も補助として行ない、1日から2日の頻度で来院、計10回の治療で完治。以後はトータル的なメンテナンスの施術を繰り返している。(川口:鍼灸師)

坐骨神経痛・下腿の筋緊張(30代女性)

sos朝起床時に突然、右腰臀部から大腿裏、ふくらはぎにかけてピーンと張る様な痛みを感じて、当院を受診。

臀部、腰下肢を中心に局所的な治療を行なう。10日に3回の治療で、集中的に治療し、症状は消失した。以後は肩凝りや冷えも気になるとのことで、全身治療や身体を温めてリラックスしてもらえる治療をし、メンテナンスの為に来院している。(川口:鍼灸師)

筋緊張性頭痛(30代女性)

sos週末になると、仕事中に慢性的に頭痛が出ることで来院

マッサージにて筋肉の緊張をとり、30分の治療1回で改善傾向がみられる。2週間後に別件で60分治療を予約され、頭痛は出ていないとのこと。慢性的なので、生活改善指導も行う(西田:あん摩マッサージ指圧師)

仙骨部~仙腸関節部痛(30代女性)

sos思い当たる原因無く仙骨部~仙腸関節部が痛み出す。前・後屈時や寝起き、寝返りなどの動作時に痛み、又、仰向けの姿勢が辛くてできない

腰~臀部にかけての筋肉の緊張が強く、腹部・腰臀部の冷えも顕著である。全身調整と腰臀部の鍼治療一回で痛み10→2に軽減。4回の治療で痛みは消失した (網代:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

帯状疱疹後の神経痛(50代女性)

sos帯状疱疹治癒後にTh1神経節の支配領域の左胸部、左背部、左上腕にかけて、ピリピリ、ズキズキとした痛みが残る。ペインクリニックで神経ブロックを受け、治療しつつもなかなか改善しない為、帯状疱疹治癒後1ヶ月で当院を受診

非常に強い疲れと体の冷えがあり、最初の2週間はおよそ3日置きに鍼灸治療を行なう。胸骨の圧痛を指標にして治療を行なうと徐々に症状が改善し、痛みは完全に消失した。仕事や日常生活のストレスや疲労軽減の為、その後もメンテナンスの為に当院を受診している(川口:鍼灸師)

筋緊張性頭痛(30代女性)

sos慢性的な重度の肩こりと、月に数回出現する頭痛。マッサージのみだと直後が楽になるだけで頭痛は変わらないので鍼を希望

頸から肩にかけての鍼治療を継続することにより頭痛の程度と出現頻度が軽減(藤本:鍼灸師)

筋緊張性偏頭痛(30代女性)

sos仕事などで緊張する場面の後必ず薬も効かないほどの頭痛と嘔吐

精神的緊張による胃の収縮が背部の筋肉を緊張させていると判断。胃を温める灸治療により軽減。その後は漢方(頓服的に飲む)と治療を継続中。(関:鍼灸師)

顔面神経麻痺(20代男性)

sos突然右半分の顔に違和感。大学病院にて末梢性顔面神経麻痺と診断を受けステロイドを服用。効果が見られないため発症から3週間後に来院。額のしわよせ付不可、閉眼不可、口角の引き上げ不可。味覚異常や耳の反響音は見られない

顔から全身の鍼治療により5回の治療でほぼ元通りに改善。早期の治療スタートが功を奏した(川口:鍼灸師)

不登校(15歳女子)

sos朝起きれず、当校できない状況が4か月続いたところで来院。腹部、脚などが冷え、背部に強度の緊張がある

全身の鍼(鍼は接触鍼)灸(せんねん灸タイプ)治療を週に1回3か月続け、カウンセリング、母親への生活指導などによりほぼ改善。今では月に2日程度の欠席にとどまっている(関:鍼灸師)

就寝前の動悸・耳鳴り等(60代女性)

sos様々なストレスが続き、就寝前の動悸、耳鳴りが発生。疲労感がひどく趣味のゴルフに行っても途中で疲れてしまう、とのことで来院

カウンセリングでストレスの内容を解きほぐしながら鍼灸治療を行なう。耳鳴りはまだ少し残るが軽減。動悸は改善した。疲労感も軽減してゴルフも出来るようになったとのことで表情にも明るさが出た(藤本:鍼灸師)

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