呼吸器系疾患

嗄声(させい)(50代女性)

sos半年前にコロナウイルス感染症に罹患した。ひどかった咳はだいぶ治まったが声枯れの症状が残り、以前のように大きい声を出しにくくなった。痰が絡んだような感じでかすれ声やしわがれ声が気になりご来院。病院へは行っていない。

コロナに感染したことによる声帯の炎症が後遺症として治りきっていないように思います。お仕事上、話す機会が多いことも症状改善を遅らせる要因になっていると考えられます。鍼灸治療をすることで自然治癒力を高めるとともに、喉周囲の血流を良くすることで炎症を鎮めていきましょう。鍼灸により全身治療を行うとともに、喉周囲や喉に効果的なツボ及び首肩の緊張を緩めるように治療する。施術後、施術前に比べて大きな声を出せるようになり、また、透明感のある声に変化した。週1回の治療を1ヶ月続けましょう。その後は、状態が良ければ少しずつ治療間隔をあけていきましょう。無理に大きな声を出さないように気を付けてください。こまめに水分をとって喉を潤しましょう。首肩周りを冷やさないことも大切です。風邪を引かないよう自己免疫力を高めましょう。(網代:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

喘息(60代女性)

sos毎月一回のペースでマッサージの施術に来院中。季節の変わり目は持病の喘息が出やすく、今回もその予兆が窺えたと、いつもより間隔を詰めて来院される。病院へは行っていない。

季節の変わり目は天気・寒暖差・気圧の変化が激しいので自律神経のバランスを崩しやすく持病をお持ちの方はその症状が出やすいです。呼吸器に影響する首・肩・背部及び前胸部を中心に全身のマッサージを行うとともに自律神経を整える頭部への施術も加える。翌週にも再来院して頂き同様の施術を行う。施術後はこわばっていた筋肉も緩み呼吸が非常に楽になったとおっしゃった。今後も辛い症状が出る前の早め早めに対応が肝心です。また症状が強く出る出た際には鍼灸治療を併用することをお勧めします。一日の疲れをしっかり取るためゆっくりと入浴し、十分な睡眠を心掛け、また適度な運動を行うことをお勧めします。 (光岡:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

上咽頭炎による痰(50代女性)

sos2年前に風邪を引いてから上咽頭炎を発症し、耳鼻科にてBスポット療法を行っている。治療初期は効果が出たが、最近は症状に変化を感じず、鍼灸治療を試したいと来院される。常時痰の症状があり、特に起床時・食後・入浴後に痰が多いとのこと。

鍼灸治療により自然治癒力を高めるとともに、首肩凝りを緩和させ、のど周囲の血流を良くすることで炎症を収めます。また、痰に効果的なツボを使用して症状が改善できるように治療していきましょう。2年前からの症状のため、改善までに時間がかかると思いますので、継続した治療が必要になります。鍼灸にて全身治療を行うとともに、頭部・首肩・のど周囲・前腕などを施術する。週一回の治療を3回継続後、起床時・食後・入浴後以外の痰症状が軽減。耳鼻科の検査で上咽頭部の腫れがだいぶ良くなっているとのこと。6回目の治療後、食後の痰が軽減、7回目の治療後、起床時・入浴後の痰症状も軽減する。
はじめの1ヶ月間は週1回の治療を行い、その後は経過を見て相談していきましょう。風邪を引くと再発する可能性があります。身体を冷やす食べ物を控え、首肩周囲を冷やさないようにしましょう。睡眠を十分に取ってください。肩甲骨を大きく動かして首肩凝りを緩和させましょう。鍼灸治療で免疫力を高め、風邪を引かない身体作りを目指しましょう。(網代:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

風邪による気管支炎(30代男性)

sos3日程前より風邪症状。昨日まで微熱があったが今朝より平熱に下がるが咳が治まらない。朝・晩と体を動かす際特に咳き込むことが多い 。病院では気管支炎と診断されるが鍼灸が咳に効くと聞いて試してみたいとご来院。

暑い夏が続き体力や免疫力が低下したところに、急に気温が下がることにより風邪を引くことで、咳などの症状を発症。鍼灸治療により喉や気管支の炎症を治めることで咳を減らし、治める効果が期待できます。鍼で呼吸器を整え、季肋部・背部・頸部などの緊張を緩めるなどの施術を行うと共にお灸で自己免疫力のUPを図る 。カウンセリング時に出ていた咳が施術中は一度も出ないで治療を終える。 施術を繰り返すことにより辛い咳症状も治まるとともに風邪など引きにくい免疫力を身に着けることができる。 冬を迎えるので週に1回の治療をお勧めします。首元を冷やさない。乾布摩擦などで皮膚を鍛えることを指導しました。(光岡:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

夜間のひどい咳(40代女性)

sos1年前から突然、毎日深夜2時ごろに咳が出るようになり、喘鳴(ヒューヒュー)して息苦しく落ち着くまで眠れないため、常に睡眠不足で疲れがとれない。病院の検査にて、臓器疾患や気管支炎、COPD、喘息など問題なしと診断を受ける。アレルギー検査では、昆虫のみ偽陽性で、他はすべて陰性。西洋医学でできることがないため、鍼灸治療を試したいとご来院。

腹部の緊張を弛め、冷えた部分を温めるように鍼灸で施術します。
局所的に停滞した熱を発散させ、気道に気血がよくめぐるようにして免疫力を高める治療をします。腹診にて、胸中の熱、下腹部の冷えや横隔膜と腹直筋の緊張を確認。また、胃部周辺に熱感を感じたため御本人に確認すると「胃炎」があるとのこと。身体全体的に、表面は熱があるが深部は冷えて硬さを感じる。1回目の治療後、4日間ほど咳が止まりよく眠れたが、5日目からまた咳が出はじめた。2回目の治療後、ほぼ咳が出なくなったが、仕事の疲労が強く冷房を消し忘れて就寝した日だけ咳が出た。3回目以降は、主訴がほぼなくなった。生活環境で変えたことやご自身で気をつけた養生など確認するも「一切変えていない。鍼治療に来ていただけ」とのこと。
症状がほぼなくなったので、メンテナンスのための月1回通院をお勧めし、少しでも辛くなれば早めに来院するようお伝えする。胃の蠕動運動が悪くなると、ガスが膨満し胸苦しくなりやすいので「腹部を温めてよく噛み、早食いをしないように」と指導した。(木戸:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

咳喘息(40代男性)

sos1月に風邪を引いてから咳が止まらない。病院で処方された薬を飲んでも収まらない。日常生活でも咳が出てしまうのでどうにかしたいとご来院。

咳喘息とは気道に炎症が残り、そのため普段は反応しない空気や水分に対して過敏に反応してしまう状態です。喉には扁桃腺があり、慢性炎症臓器とも呼ばれ、常に炎症があるのが正常です。そのため気管支の炎症と相互に影響してしまい、長引いてしまうことがあります。また、長引いた風邪は、たいていの場合胃腸も悪くなり、水分代謝の異常が起こるため喉にも影響します。鍼灸治療は炎症を押え、胃腸や肺を整え、喉の粘液などの水分代謝を改善します。治療中に咳が治まり、1回目、2回目と症状が楽になってきました。3回目でほとんど咳が出なくなりました。体を冷やさないこと、温かい飲み物や食べ物を摂って体の中から温めることも大切です。(内田::鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

咳(30代男性)

sos毎年乾燥する季節になると風邪をひき、風邪が治るころから、咳が止まらなくなる症状になる。痰は出ないかわいた咳。喉の痛みはないが、ひどい時は喀血もする。大学病院で検査するも異常なし。人と話をする時や、何かに集中すると咳は激しくなり、お風呂に入ったり眠くなってくると咳は止まる。

睡眠時間が極端に短い日が多いこと、日常の飲水量とトイレの回数が異常に多いこと、手足の熱感があることから、東洋医学的に身体の潤い成分不足(陰液不足)が特に肺や喉に出ていると考えられる。加えて陰液不足状態は身体の緩衝能力を弱めてしまい、少しの緊張感で体が過敏に反応してしまう状態となっており、人との会話や集中する時に症状の増悪が起こっていると考えられる。睡眠の質を向上させる目的を第一に鍼灸治療を行い、陰液を身体に保持する力も賦活していけるように、関連する経絡やツボに鍼や灸を行う。肺の経絡のうち、咳や熱に対するツボも使って治療する。来院時から常に咳き込んでいた状態が治療の途中からピタリと止まり、そこから帰るまで一度も咳をすることはなかった。1週間から2週間おきに治療を行なっていくようにお伝えする。睡眠時間の確保と飲水量の是正を指導した。(根津:鍼灸師)

コロナ後遺症(長引く咳)(40代女性)

sos元々小児喘息であったが、成人してからは完治していた。しかし今年10月にコロナウイルスに感染してから咳が止まらなくなってしまった。呼吸器系のクリニックを複数受診したが症状治らず、当院にご来院。病院ではコロナ後遺症と診断される

咳などの生理現象は、本来身体の中に侵入したウイルス等害の有る異物を排除する行為であって必要なものです。しかしそのウイルスなどが無くなってもそのような反応が出てしまうのは自律神経系の異常反応であり、大事な中枢神経が収まっている背骨と頭蓋骨が歪んでいる可能性が高いのです。だから整体治療によってその歪んでいる部分を直す必要があります。1回目の初診40分の治療後、咳はあまり出なくなったとの事。2回目は30分の当院最短時間の施術だったが。ほぼ咳が出なくなった。現在3回目の治療で咳は気にならないレベルにまでに回復された。これからは治療間隔を少しずつ空け、最終的にはお身体の姿勢を保つ為に約1ヶ月間隔の予防治療となる予定です。背骨を本来のS字カーブに保つ為に、骨盤を立てた座り方を心掛けて下さい。それと同時に頭蓋骨の歪みを防ぐ為に食事等の時に左右交互に噛む習慣を付けて下さい。(田中:柔道整復師)

長引く咳(20代女性)

sos1週間前、首肩に冷えを感じ、その後喉の痛みや鼻水などの風邪症状が出現。現在喉の痛みと鼻水はだいぶ治まったが、咳が中々治まらず、咳で夜眠れない。病院へは行っていない

自然治癒力を活発にさせるために鍼灸にて全身治療を行うとともに、肺の機能を高めるように治療します。また咳に効果的なツボに鍼と灸を行い、咳が治まるようにしましょう。鍼灸にて全身調整を行うとともに前腕・胸部・肩背部の咳の鎮静に効果的なツボに施術する。2回目来院時、咳は軽減し、夜眠れるようになった。2回目は3日後に来院してください。咳が続くようであれば週2回治療しましょう。首元が冷えないように寝る時もタオルを巻くなどの対策をしましょう。身体を冷やさないよう、温かい食物を摂ってください。免疫力が下がらないよう、夜12時前には寝ましょう。
(網代:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

コロナ罹患後の長引く咳と筋肉痛(50代女性)

sos1ヶ月前に新型コロナウイルス感染症に罹患し、激しい咳が長引いた影響で、肋間〜上腹部・背部・上腕部にかけて広範囲に筋肉痛が強い。咳は軽減しているが、まだ治まっていないためご来院。病院へは行っていない

激しい咳が続いたことで筋肉がダメージを受け上半身の広い部分に筋肉疲労が出ています。鍼灸にて気血の巡りを良くして筋肉痛を改善させ、また、自然治癒力を高めて咳が治まるように治療しましょう。鍼灸にて全身治療を行うと共に、肺の巡りを良くするツボや咳に効果的なツボに施術する。また、筋肉痛が出ている部位に施術する。最初は週2回の治療を2週間続けて、その後は様子を見て、経過が良ければ週1回の治療にしましょう。・喉が乾燥しないよう、こまめに水分を摂りましょう・睡眠をしっかり取り、回復力を高めましょう・首肩周囲が冷房などで冷えないよう、気を付けましょう
(網代:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

長引く咳(50代女性)

sos三ヶ月前に風邪を引きそれ以来酷い咳が続いて止まらず、咳の為に尿失禁を引き起こし、仕事にも影響を及ぼし困っている。呼吸器科を受診しアレルギーと診断され、咳止めを処方され果は一時的で、漢方薬も薬疹が出たため今は飲んでいない。困った末にご来院。

風邪によって細菌やウイルスに感染して、自己免疫力の低下によって自分で回復する能力を発揮できていない。鍼灸治療によりその力を戻すことが可能となると思われます。自律神経を調整し、呼吸器の炎症を抑制。また、季肋部や背部の緊張を取るツボを取穴して鍼灸を施す自宅で出来るお灸を指導して自宅でも施灸行ってもらう。 遠方からの来院の為、理想は週2回だが、週1回の施術を行い、3回目の来院の際には咳は治まり、それに伴って尿失禁も起こらなくなった。咳は治まったようですが、自己免疫力を高めるため、お身体のメンテナンスの為に定期的な来院をお薦めします。免疫力を下げないようしっかりと睡眠をとりましょう。
自宅で行っているお灸も引き続き行っていきましょう。 今後も尿失禁を起こさないように骨盤底筋を鍛えましょう。
(光岡:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

コロナ罹患後の長引く咳(50代男性)

sos1年前に新型コロナウイルス感染症に罹患。未だに喉のイガイガ感が残存し、話し続けると咳が出る。病院の検査で肺には異常なく、医師より上気道に慢性炎症があり、アトピー喘息と診断される。薬が効かないため鍼灸治療を試そうとご来院。

鍼灸にて自然治癒力を高め、のどの炎症を鎮静させるとともに、咳を改善するツボに施術して症状の回復を図ります。鍼灸にて自然治癒力を高める目的で全身治療を行うとともに、咳の鎮静を目的に胸部や背部に施術する。のどの炎症を治める目的で、のど周囲や手に鍼を行う。週1回の治療をまずは3回継続してください。その後は様子を見て治療期間を考えましょう。免疫力を低下させないよう、十分な睡眠の確保やバランスの良い食事を心がけましょう。のどを乾燥させないよう、こまめに水分を摂りましょう。
(網代:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

呼吸がしづらい(40代女性)

sos肩胛骨と肩甲骨の間のコリがひどく、朝起きたとき呼吸がしづらく苦しい日が続く、夜は何度も目が覚め、寝不足が続いたためご来院。病院へは行っていない。

肩胛骨付近の筋肉だけではなく、肋骨を含め、全身の筋肉が固くなっています。ストレスで自律神経失調となり、呼吸も浅くなります。治療で自律神経を整え、全身を緩めます。頭の先から頸、背中、骨盤、股関節を緩めることで呼吸がしやすくなります。鍼とマッサージや整体で施術していきます。骨盤や股関節のコリが強いため、初めは4回~5回を隔週で続けます。鍼灸治療の併用でで自律神経も整えます。無理なストレッチをするよりも散歩など軽い有酸素運動で外気を身体に取り込みましょう。(加藤:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

長引く咳(20代女性)

sos今年の4月に風邪を引いてから副鼻腔炎を発症した。病院で処方された薬を服用するが、症状が改善しない。長年患っていた咳喘息も再発し、ステロイド吸入を行うが咳が止まらないためとても辛い。他にアレルギー症状もあり、体質改善も考えてご来院。病院では副鼻腔炎および咳喘息と診断される。

今年の4月に風邪を引いてから副鼻腔炎を発症した。病院で処方された薬を服用するが、症状が改善しない。長年患っていた咳喘息も再発し、ステロイド吸入を行うが咳が止まらないためとても辛い。他にアレルギー症状もあり、体質改善も考えてご来院。最近やウイルスによる感染による喉や気管支、咽頭や鼻の炎症が起こり、免疫も下がっているため症状が長引いているものと思います。鼻の炎症は後鼻漏を起し、そのために咳が出るという悪循環も考えられます。鍼灸治療にて全身の調整を行い、呼吸筋を強くするツボなどを使用します。背部や季肋部を緩め、自律神経を整えることで咳を静めます。副鼻腔炎に対しても鍼灸治療で後鼻漏の症状を緩和させます。1回の施術で咳や後鼻漏の症状が改善し、3回目は咳はほとんど消失しました。症状が改善しても免疫力や呼吸器を強くするため、またアレルギー症状に対する体質改善のため、週1回の施術を続けましょう。気温の変化に注意し、お部屋をこまめにお掃除してください。疲れを溜めないよう質の良い睡眠を心掛けましょう。(光岡:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

咳喘息(40代女性)

sos13年まえより喘息を発症する。昨年夏に新型コロナウイルスに感染、咳症状が悪化。いったんは鍼灸治療で軽減したが、また風邪を引き咳喘息が悪化。この3日間は咳でほとんど眠れないためご来院。病院での薬の処方はない。

ウイルスや細菌に対する抵抗力が弱く、ウイルスなどの増殖を抑えることができず免疫反応が長引いて気道の炎症を起し咳が出ている症状です。鍼灸で炎症を抑え、咳を減らします。更に免疫力を上げることで風邪を引きにくくする身体を作ります。鍼灸治療にて全身の調整を行います。呼吸器系のツボなどを使ったり、季肋部の緊張を取り呼吸を楽にして咳を静めていきます。治療中はほとんど咳がでませんでした。二回目の治療後は咳の頻度が大幅に減りました。13年もの長い間、悩まれた症状ですのでそれなりに治療にも時間がかかります。体質が改善されるまでは週に1回程度の散るをお勧めします。ストレスは咳を誘発します。ストレスを溜めないように気を付け、乾布摩擦などで肌を鍛錬して風邪を引きにくい身体作りをしましょう。(光岡:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

くしゃみ、鼻水、目の痒みなど花粉症(60代女性)

sos20年前より春になるとくしゃみや鼻水、目の痒みなど花粉症の症状が出現していた。15年前にアレルギー検査をし、スギ・ヒノキ・ハウスダストなどがアレルゲンと特定され投薬を10年続ける。現在は目薬のみを使用しているが、鍼灸を試したいとご来院。

花粉症は内臓など体質の改善が必要です。鍼灸治療により自律神経のバランスを整えたり、身体を温めて腸などが活発に動くようにします。目や鼻の症状に効果的なツボを使用して症状を緩和していきます。症状が強く出ている時期は週に1回、落ち着いたら月に2回、来年の春までに体質が多少でも改善するよう継続して治療します。疲労が蓄積しないよう充分な休養や睡眠を摂りましょう。甘い物は炎症を悪化させるので控えましょう。(網代:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

コロナ罹患後の長引く咳(30代女性)

sos新型コロナウイルス感染症に罹患し、2か月が経過したが咳の後遺症が治らないためご来院。病院へは行っていない

咳が続くということは、喉や気管支にまだ炎症が残っているか、粘膜が傷ついていて過敏になっている可能性があります。粘膜の修復を促す鍼灸治療を行います。喉の炎症を改善する鍼灸治療と、根本的な肺など内臓との繋がりも見ながら全身治療を行います。慢性期に入っているため、週に1回の治療が5回以上の治療は必要でしょう。咳には乾燥が大敵です。水分補給を心掛けてください。(内田:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

コロナ罹患後の長引く咳(60代男性)

sosコロナに罹患した後、症状はほぼ収まったが咳だけが残ったためご来院、コロナワクチンは接種していない。病院へは行っていない

唾液が極端に少なくなっていて、口や喉、器官が乾燥状態にあります。肺や大腸、腎の経絡に反応が強く見られます。鍼灸で全身治療を行い、肺経と大腸経のツボにも鍼灸を施します。1回の治療で日中の咳が半減しました。ウイルスにより身体が消耗しているので、週に2回治療をします。完全に回復するには1か月~2か月が必要と思われます。唾液を出すツボを毎日刺激してください。あいうべ体操で唾液を促進しましょう。あまり焦らず、のんびり構えて養生しましょう。(関:鍼灸師)

呼吸が苦しい(30代女性)

sos1か月前にコロナに感染し、その後体調が悪く、胸骨部周囲が重苦しく呼吸苦がありご来院。病院へは行っていない

足の冷え、上腹部の緊張や頸肩こりが顕著にみられます。鍼灸にて身体のバランスを整え、体力を向上させるとともに、肺の機能を高め、上腹部や肩背部の緊張を緩めることで呼吸が楽になります。鍼灸にて全身調整を行い、呼吸に関わる筋肉の緊張を緩める施術を行います。2回の治療で呼吸苦が軽減しましたが、寒くなると多少ぶり返すため、体力の回復には少し時間がかかります。週に1回の治療を行い、症状がぶり返さなくなったら間隔を空けましょう。12時前には寝てください。12時過ぎると体力が回復しません。自律神経を整えるため、就寝前に腹式呼吸をお願いします。(網代:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

呼吸がしにくく、疲れやすい(40代女性)

sos様々な医療機関で脳~呼吸器、内臓など全て検査をしたが、原因がわからず不安なためご来院。

医療機関で検査をされ、特に異常がないという前提で拝見すると、姿勢が悪いことが一番の原因と思われます。姿勢を改善して呼吸をしやすくすることで、細胞に酸素が行きわたり、疲労感も軽減します。背骨や頭蓋骨調整整体を行います。1回の治療で呼吸がかなり楽になりました。3回の治療後には疲労感も改善しました。初めは週に1回の治療で主訴が改善してきたら、姿勢維持のために1か月に1回の治療にしていきます。骨盤を立てた座り方指導、肩胛骨を動かす運動指導、深呼吸(腹式呼吸)の指導などを行いました(田中:柔道整復師)

コロナ後遺症による自律神経失調症(20代女性)

sos3か月前にCOVID19に感染、その後遺症で夜間の咳で眠れない。病院で漢方やビタミン剤を処方されるが良くならない。咳のせいで肩こりも腰痛も出現し、後鼻漏もあるためご来院。

鍼灸で自律神経を整え、肩こり、腰痛、後鼻漏の治療も行う。全身が緩むと良い循環が産まれると考えます。全身治療により自律神経を整え、咳のツボを治療。咳により緊張している季肋部、肩、腰などを緩める治療を行います。週に1回を3回治療すると、咳の回数が激減、肩や腰のコリも収まり、日常生活に支障がなくなった。今後は免疫を高める治療を月に1~2回行っていきましょう。(光岡:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

風邪の後の長引く咳(30代男性)

sos1か月前より風邪の後の咳が抜けず、処方される咳止めを飲んでも治らない。今週末に大切な仕事があるので何とか咳を止めたい。

背部や季肋部に強い緊張がある。このあたりを緩めることで咳が治まる可能性がある。全身に鍼灸を施し、自律神経を整える。頚部、胸部、季肋部、背部などの呼吸に関わる部位にもアプローチし、緊張を取る。1回目の治療で咳の回数が減る。続けて2回目の治療を施し、置鍼をして、仕事に臨んでいただく。仕事が済んでも、咳で体力が落ちているので、しばらくは月に1~2回は治療にお越しください。仕事中に咳が出そうになったら、置鍼の部分を上から10回くらい押して刺激してください。(光岡:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

後鼻漏(60代男性)

sos1年前に鼻茸および鼻中隔の手術をするが、副鼻腔炎と後鼻漏は治らない。鼻閉や鼻水、痰がからむなど不快な症状が続くため来院

後鼻漏やその他の症状は慢性副鼻腔炎が原因と考えられる。水分代謝をよくするために肺や鼻周囲の巡りをよくし、全身治療で自然治癒力を高める。鍼灸にて全身調整を行い、自律神経を整える。鼻周囲や頭部、頸背部などに施術する。症状の改善にはかなりの時間を要するため、週一回、継続して治療をお勧めする。後鼻漏に効果的な活性酸素除去装置「エアナジー」もお勧めする(網代:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

咳・・・その後(40代女性)

sos前回ご紹介した症例のその後

初診日の施術より5日後二度目の来院、待合室で待っている間も殆ど咳は無くなる。 1度目の施術の夜は久しぶりによく眠れ、身体全体が非常に楽になった。 その後、週1度初診時同様の施術を3回続け咳は初診時より大幅に減少している(光岡:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

咳(40代女性)

sos一年以上前より咳が続きここ一ヶ月は体調を崩して更にひどく病院で処方された咳止めの薬を服用してもその時は治まるがまたすぐに咳が出はじめる

電話予約の際にも、カウンセリングを行っている間も常に咳きこんでいる状態
鍼にて身体の調整を行い胸腹部にも刺鍼 。治療を始める前には咳が酷いので、のど周辺へのお灸は不可能かと思っていたが、施術を開始するとあれだけ頻発していた咳が止まり鍼・お灸・マッサージを行う。施術中はほとんど咳が出ることはなかった。 治療を終えて帰る際にはまた少し咳をしていたが、来院時に比べると随分と減る。(光岡:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)

喘息(80代女性)

sos毎年季節の変わり目の喘息発作が辛くて来院

エアナジーをほぼ毎日(1回45分)を1か月続けたところ、一度もステロイドを吸入せずに済んでいる。治療継続中(エアナジー)

アレルギー性鼻炎(50代女性)

sos花粉やハウスダストなどの慢性アレルギー性鼻炎でくしゃみや鼻水症状が治まらず来院。

鼻水症状が強い時のみ漢方薬を服用しているとのこと。足の冷え強い。全身調整の鍼と共に、鼻周囲や頭部に鍼をし、アレルギーと足の冷えを改善する目的で、左右の足裏2ヵ所のツボに熱く感じるまで、多壮灸を施す。1週間に1度の治療を継続中。(網代:鍼灸師・あんまマッサージ指圧師)

風邪(50代女性)

sos1週間前より風邪を引き、熱はないが、痰の絡んだ咳がなかなか治らないとのことで来院

足の冷えが強い。全身調整の鍼と胸骨上の圧痛部位や肩背部、足底に灸を施す。1~2日おきに1週間治療をおこない、ほとんど咳が出なくなる。(網代:鍼灸師・あんまマッサージ指圧師)

無呼吸症候群(80代女性)

sos何年も前から睡眠中に無呼吸になりがちで来院。ご家族の訴えでは睡眠時にはほぼ毎回無呼吸症状がでているとのこと。

鍼による全身治療に合わせて、胸や喉、背中などに鍼や灸を施す。何度か通われるよう指導した。(深沢:鍼灸師・あんまマッサージ指圧師)

無呼吸(50代男性)

sos1年程前より、無呼吸の症状に気付く。寝る頃に喉の締め付け感やヒューヒュー音、舌が喉の奥に下がる感じなどがあり、寝付けない。また、寝ている時に動悸が起こり目覚めてしまう。

鍼による全身治療に合わせて、胸や喉、背中などに鍼や灸を施す。1回の治療で上記の症状がほとんど無くなり、よく眠れたと言う。その後、時々喉が閉塞ぎみでヒューヒュー音が出ることがあったが、4回の治療で症状が治まる。 (網代:鍼灸師・あんまマッサージ指圧師)

肺気腫の進行予防(80代男性)

sos13年前に肺気腫と診断される。腹部の緊張が強く、また腹筋もないため屈みがちになっている。

胸郭付近の緊張をとる目的で、背部の灸と、脊柱の調整を行なう。屈みがちの背中が少しのび、呼吸が少し楽になった。 日常生活では、座り方に気をつけるように指導し、現在も月一回の治療を継続中。定期的に検査を受けているが、進行も辛い症状もでていない。 (深沢:鍼灸師・あんまマッサージ指圧師)

長引く咳(60代男性)

sos明らかな風邪を引いた覚えもないのだが、咳が昼夜問わず出る。咳止めや抗アレルギー剤を飲んでも改善せず来院

疲労の蓄積か、脈診では腎経弱く、足のうちくるぶしに反応強い。全身治療のあと、お灸中心の足部補助治療により、夜間の咳が止まり投薬は中止。1週間後の2回目の治療で日中の咳も止まる(関:鍼灸師)

マイコプラズマ肺炎(10代女児)

sos咳が止まらず医療機関を受診したところ、血液検査とレントゲンでマイコプラズマ肺炎と診断。CRP上昇、抗生物質を投与される

エアナジー40分1回で、再度の血液検査でCRPが正常になる(エアナジー)

明方の咳(60代女性)

sos明方になると痰がからむ咳が止まらないことで来院。鍼灸以外の処置を依頼される

全身の整体治療の後、背部、胸郭部、頸部周囲の筋肉を緩める治療を5回継続し、咳が止まる(関:柔道整復師)

自律神経を調整し、呼吸器の炎症を抑制。また、季肋部や背部の緊張を取るツボを取穴して鍼灸を施す自宅で出来るお灸を指導して自宅でも施灸行ってもらう。
遠方からの来院の為、理想は週2回だが、週1回の施術を行い、3回目の来院の際には咳は治まり、それに伴って尿失禁も起こらなくなった。咳は治まったようですが、自己免疫力を高めるため、お身体のメンテナンスの為に定期的な来院をお薦めします。

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