【治療への想い】
私の思い
健康は私の人生と鍼灸の仕事の基盤である。シンプルに生きること、楽観的であること、怒らないこと、執着しないことを信条としている。学ぶことは人生に対する姿勢であり、脳のリハビリにもなる。鍼灸治療の技術を向上させるためにも必須であると考え日々学んでいる。私は決して鍼灸の巨人にはなれないが、学ぶことによって鍼灸という巨人の肩に登り立つことが可能である。
鍼灸治療
鍼灸は数千年前に始まり、古代人が人体の活動を観察した際に偶然発見した自然の現象で、長い歳月を渡って実践と経験を積み重ね、次第に形成された基礎理論を持つ治療学である。現代医学では鍼灸の治療メカニズムを説明できないため、鍼灸が科学ではないという指摘があった。確かにこの発言は間違いではない。科学の重要的な特徴は、常に変化と発展することであるが、鍼灸はこのような特徴を持っていない。鍼灸は人間が自然の中で発見した自然の法則に過ぎない。法則には変化や発展という特徴がないからだ。例えば1+1=2は科学ではなく法則である。人体の構造と機能が質的に変化しない限り、何千年前に古代人が発見したツボは、現代人の私たちにも適用できる。現代医学界ではまだ受け入れられていないが、だからといって決して鍼灸が日常的な様々な病症や一部脳神経難病治療の一翼を担うことを妨げるものではない。鍼灸は何千年前からの古い治療法として、今後も益々輝き、広く活用され、更に何千年も続いていくだろう。
「信心任物」とは
古代の治療家達は、患者の皆様との信頼関係を大切にしていた。信頼や不信は、言葉や表情、手足の振る舞いに現われる。治療中に治療者が患者様の体に針を刺しているように見えるが、実際の作用は信頼から離れない。「信心任物」という中国の諺がある。日本語に訳すと「心を信じてお任せする」となる。私は「信頼」は成功の鍵と肝に銘じて治療している。
よく聞かれる質問
患者の皆様から最もよく質問されるのが治療回数や頻度である。体調や仕事の都合、経済状況、通いやすさなど事情は様々である。実現可能で効果的な治療計画を立てるために、誠実で率直なコミュニケーションを心掛けている。
【好きなコト・モノ】
①散歩(グーパー腕ふり運動)、太極拳、気功(八段錦)
②鍼灸治療の古典を学ぶ