非定型歯痛

どんな病気?

通常の歯科治療で抜歯や抜髄(歯の神経を取る処置)後にも続く、原因不明の頑固な歯痛は、「非定型歯痛」と呼ばれます。
歯科的な所見や検査の異常に乏しく原因不明のため、一般の歯科医師が悩んでいる疾患です。
痛みは、通常持続性で、自発性の鈍い痛み(鈍痛)として表現されます。痛む部位はしばしば移動し、歯のない歯茎の部分や上下の顎、更には顔面まで拡大することもあります。時には焼けるように鋭く、拍動する痛みとして感じられることもあります。何ヶ月も何年も続き、急激に痛みが悪化することもあります。
痛みで睡眠が障害されることは殆どありませんが、朝目覚めると再び痛みを感じるようになります。食事や会話などには障害がなく、どちらかといえば、1人でじっとしているときのほうが悪化します。
比較的女性に多く、20代から70代まで幅広い年齢層で発症するが、中年層に多く見られます。

主な原因は?

はっきりとした原因は、明らかになっていません。
中枢から末梢までの感覚神経に機能の障害が起きているのではないかと言う仮説があります。
また、うつや不安症など精神疾患との関連や、稀に頭痛の既往のある方が多く、脳が痛みに敏感な体質が関与しているのではないかとも言われています。
西洋医学の治療方法としては、対処療法として疼痛を軽減する為に薬物療法が一般的です。
非定型歯痛

治療で期待できる効果

治療方針
痛む所に走行する経絡の胃経と大腸経の経穴を選びます。

・基本穴として頬車、地倉、足三里、内庭、厲兌、合谷、曲池、迎香などから選ぶ

  • 痛みを取り除き、完治が可能です
  • 鬱や不安症を改善します
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