進行性核上性麻痺

どんな病気?

初発症状はパーキンソン病に似ていますが、安静時振戦はまれで、歩行時の易転倒性、すくみ足、姿勢保持障害が目立つ。
進行するにつれて、頸部の後屈と反り返った姿勢、垂直性核上性眼球運動障害、構音障害や嚥下障害、想起障害と思考の緩慢を特徴とする認知症や注意力低下が出現し、徐々に歩行不能、立位保持不能となって、寝たきりになります。
中年期以降に発症し、男性に多いのが特徴です。

主な原因は?

大脳基底核と脳幹を中心にタウ蛋白が異常蓄積する緩徐進行性の変性により神経細胞が減少し、神経線維変化が起こり、神経細胞内に異常構造が出現します。このような病変が起こる原因はわかっていません。
進行性核上性麻痺

治療で期待できる効果

古代中国から記載された古典的な方法を活用し症状に対応する治療を行います。頭部や四肢、腹部の経穴を刺激することで脳回路を活性化させ、自律神経の乱れを調整し、筋肉の緊張や痛みを軽減させること事によって体幹の安定やバランスの改善を目指します。病気進行の遅延或いは阻止、症状の緩和の可能性があります

  • 病気進行の遅延或いは阻止
  • 患者個々の体質、具体的な状況によって多彩な症状に対応
  • 脳回路の活性化
  • 筋肉の疼痛の軽減や緩和
  • 体幹の安定やバランスの改善
  • 歩行機能の回復
  • ストレスの解消やうつ状態の軽減
  • リハビリと併用することでQOL の向上
  • リハビリ併用による治療効果の持続

治療方法をもっと詳しく・・・

進行性核上性麻痺 PDF

ネット予約