血管は血管でも「毛細血管」ってご存知ですか?
例外はありますが、主に「動脈」と「静脈」をつなぐ細い血管で、
身体の中を心臓→動脈→毛細血管網→静脈→心臓という順番で血液が流れています
つまり、細胞に栄養素や酸素を送り届ける役目と
細胞から二酸化炭素や老廃物を回収する役目があるわけです
ところがこの毛細血管、年を重ねるごとに減り続けるそうで、
特に40代半ばから急激に、80代になるまでに四割も減少すると言われています
減っていく原因は、毛細血管の内側の内皮細胞と外側の壁細胞の間に隙間ができ、
そこに栄養分が漏れ出てしまい、老廃物が吸収されず、血管に炎症が生じ、
消滅してしまうからだと言われています
そこで予防法です
大阪大学微生物病研究所教授の倉伸行先生がおっしゃるには、
香辛料としておなじみの「シナモン」や「ケイヒ」「ニッキ」が
内皮細胞と壁細胞の間に隙間ができるのを防ぐ作用があると発見しました
そういえば懐かしいお菓子にはニッキの香りが付いたものが多かったような・・・
1週間に2回も食べれば良いとのこと
シナモンシュガートーストやアップルパイ、カプチーノ、八つ橋やニッキ飴、
お菓子だけでなくカレーにも・・・
少しシナモンを振りかけて毛細血管の老化を防いでみませんか?
このコラムを書いた人:東銀座整骨院・整体院・鍼灸院・マッサージ院 院長 関修一